中國、コロナ禍で反米愛國者が増加―臺灣メディア

Record China    2020年10月9日(金) 15時20分

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7日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、臺灣メディア?中央通訊社が「新型コロナウイルスによって中國では反米主義者や愛國者が増加している」と報じたことを伝えた。資料寫真。

2020年10月7日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、臺灣メディア?中央通訊社が「新型コロナウイルスによって中國では反米主義者や愛國者が増加している」と報じたことを伝えた。

記事は、新型コロナの感染拡大を受けて武漢市が封鎖されただけでなく、各地のコミュニティーで封鎖式管理が取られるなどしたが、4月以降は徐々に普段の生活に戻り、経済も回復(fù)して第2四半期はプラス成長を遂げたと紹介。「外國で感染拡大が収まらないのを見て、多くの中國人はいろいろと思うところがある」とした。

中學(xué)校で教師を務(wù)める陳(チェン)さんは、新型コロナの狀況の変化は人々の心にも変化を與え、周囲では反米主義者や愛國者が多くなったと説明。陳さんの友人や同僚たちは中國の防疫措置を「民衆(zhòng)を愛し、命を重視していることの表れ」と肯定的に受け止めているそうだ。

また、民間企業(yè)で働く王(ワン)さんは、「軍や公的機関で働く友人や同郷と話をすると、向こうから『(新型コロナ)ウイルスは米國から來た』と話し出す」としている。王さんは「なぜいきなりこんな話をするのか」と疑問に感じており、これらの公的機関では上半期に政治學(xué)習(xí)を強化していて、何かしらの政治的任務(wù)が與えられているのではないかと見ているという。

記事によると、「米軍が武漢で開催された軍人運動會の際にウイルスを持ち込んだ」との主張は、中國外交部の趙立堅(ジャオ?リージエン)報道官が3月にツイッターに投稿した英文から來ている。海外では「(強い外交姿勢を取る)戦狼(せんろう)外交」の表現(xiàn)と見ているが、中國の民間でもこの主張の影響を受けている人がいるようだ。(翻訳?編集/山中)

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