2014年2月25日、米紙ロサンゼルス?タイムズによると、大気汚染が深刻な中國(guó)で、多くの人がマスクをせずに外出していることについて、専門(mén)家は「汚染疲労が起きている」と指摘した。27日付で參考消息網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

連日濃いスモッグに覆われている中國(guó)では、國(guó)営メディアの新華社が人々に屋外での活動(dòng)を控えることや、マスクの著用を呼びかけているが、その効果は薄い。

朝の北京の地下鉄では、マスクをしている人は少なく、公園でバドミントンや卓球、バスケットボールをしている人たちも同様だ。そのほか、公共施設(shè)の管理人や、仕事で外に出ている人たちもマスクをしていない。

北京で働くシンシア?リチャード醫(yī)師は、「人々の防護(hù)意識(shí)はまだまだ改善の余地がある」と指摘する。大気汚染は病気などと違い、すぐに死亡する危険がないことも多くの人がマスクをしない理由となっている。

リチャード醫(yī)師によると、北京市民は「汚染疲労」を起こしているという。「人々は大気汚染にうんざりし、それが宿命であるかのように感じているようだ。だが、これは決して健全な心理狀態(tài)ではない」と話(huà)している。（翻訳?編集/北田）