韓國の輸入キムチ「99%が中國から」、焦る韓國「キムチ宗主國と言えるのか」―中國メディア

Record China    2020年10月13日(火) 9時20分

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9日、海外網(wǎng)は、韓國の輸入キムチの99%が中國からとの現(xiàn)実に、韓國メディアが焦っていると伝えた。

2020年10月9日、中國メディア?人民日報系の海外網(wǎng)は、「韓國の輸入キムチの99%が中國からであるとのニュースに少なからぬ韓國人が心をかき亂されている」と伝えた。

韓國メディアの亜洲経済は7日、昨年韓國が輸入したキムチは30萬6500トンで、このうち99%が中國からの輸入だったと伝えた。キムチの輸入量は輸出量(5萬8316トン)の6倍近くとなっているという。

このニュースを他の韓國メディアも次々と反応し、國民日報は「それでもわれわれはキムチ宗主國と言えるのか?」と伝えたほか、SBSは「キムチ宗主國の地位が揺らいでいる!」と報じた。

記事によると、亜洲経済が伝えたデータは韓國農(nóng)林畜産食品部が6日、議員に提出した資料に基づいている。この資料によると、近年韓國のキムチは貿(mào)易赤字が顕著で、キムチ輸入量は2014年の17萬4000トンから19年は24萬8000トンに増加しており、この間のキムチの累計貿(mào)易赤字は1億5600萬ドル(約165億円)に達(dá)するという。

韓國メディアは、中國産のキムチは韓國のレストランや食品企業(yè)の多くを「占領(lǐng)」している狀態(tài)だと指摘。韓國農(nóng)水産食品流通公社の報告では、「中國産のキムチは価格が安く、競爭力が向上し続けているため、韓國の飲食店や食品企業(yè)は中國産キムチをよく使用している」とされているという。

記事は、「韓國産キムチの価格競爭力を向上させるため、韓國農(nóng)林畜産食品部は18年に産業(yè)振興発展計畫を決め、米國や香港、臺灣へ韓國キムチの輸出を拡大するとしているが、今のところ輸出は低迷している」と指摘した。

また、今年は梅雨の長雨と臺風(fēng)の影響で、唐辛子や白菜の価格が上昇しており、ソウルのスーパーでは白菜1つが約1萬ウォン(約920円)で販売されるほどで、多くの人が手作りをあきらめて既製品を買っている。このため、中國産キムチの価格も上昇しているという。(翻訳?編集/山中)

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