2020年10月12日、環(huán)球網(wǎng)は、マレーシアで中國漁船6隻が現(xiàn)地當(dāng)局に拿捕（だほ）されたと報(bào)じた。

記事は、マレーシア海上法令執(zhí)行庁（MMEA）が9日に同國南部のジョホール州海域で、同國海域に無許可で侵入し、活動(dòng)または停泊していたとして中國の漁船6隻を拿捕し、漁師60人の身柄を拘束したとする現(xiàn)地の報(bào)道を紹介した。

そして同庁が10日に聲明を発表し「拿捕した漁船6隻はいずれも中國の秦皇島で登録されたもので、拘束された60人は年齢31～60歳、いずれも中國人だ」とするとともに、拿捕時(shí)には貨物を積んでおらず、モーリタニアに向かう途中で何らかの故障や損壊により停泊していた可能性があるとの見解を示したことを伝えている。

その上で、現(xiàn)地メディアの報(bào)道として、同州の海域では特に東海岸で他國船の不法な停泊が相次いでおり、8月には石油タンカーだけでも4隻を拿捕したと紹介。シンガポールの英語ニュース放送局CNAが11日、マレーシア當(dāng)局の報(bào)告を引用し、2016～19年の間に中國の海上警備隊(duì)や海軍の艦船が89回マレーシア海域に進(jìn)入しており、今年も中國の科學(xué)調(diào)査船がマレーシアの排他的経済水域で1カ月にわたり調(diào)査を?qū)g施し、マレーシアの石油探査船とにらみ合う事態(tài)が起きていたと報(bào)じたことを伝えた。

さらに、ブルームバーグの報(bào)道として、南シナ海における各國の主権爭いが激化する中で、マレーシアも近ごろ國連に対し、自國の海岸線から200海里以上離れた大陸棚の海域における一部主権の所有を主張したと紹介している。（翻訳?編集/川尻）