人民網(wǎng)日本語版 2020年10月14日(水) 5時20分
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昨年の中國の研究開発(R&D)経費は前年比12.5%増の2兆2143億6000萬元で、4年連続で2桁臺の成長となった。寫真は中國高速鉄道。
32回の打ち上げに成功し、キャリアロケット「長征シリーズ」の打ち上げ回數(shù)が300回の大臺を突破した。月探査機「嫦娥4號」が世界で初めて月の裏側に軟著陸し、走行と探査を行った。北斗3號グローバルシステム中核ネットワークの構築が完了、極地観測船「雪竜2號」が初めて南極を航行、世界初のスマート高速鉄道「京張高速鉄道」が開通し運営を開始。中國の科學技術事業(yè)が昨年上げたこうした人目を引く成果には、高強度の科學技術経費の投入が不可欠だった。國家統(tǒng)計局、科學技術部、財政部がこのほど発表した「2019年全國科學技術経費投入統(tǒng)計公報」によると、昨年の中國の研究開発(R&D)経費は前年比12.5%増の2兆2143億6000萬元(約34兆3200億円)で、4年連続で2桁臺の成長となった。人民日報が伝えた。
R&D経費の高成長の裏側には、R&D経費投入強度(R&Dの対GDP比)の記録更新、投入の主體としての企業(yè)の地位の安定があった。
中國の昨年のR&D経費投入総量は前年比2465億7000萬元増で、伸び率が前年より0.7ポイント増加した。R&D経費投入強度は前年比0.09ポイント増の2.23%で、過去最高を記録した。國務院発展研究センター革新発展研究部研究室の竜海波(ロン?ハイボー)副室長は「これは社會全體が革新駆動型発展戦略の実施深化で高度な共通認識を形成していることを示した」と述べた。
國際的に見ると、中國のR&D経費投入強度は、先進エコノミーとの差をさらに縮めている。國家統(tǒng)計局社科文司の●永旭(デン?ヨンシュー、●は登におおざと)首席統(tǒng)計學者によると、中國のR&D経費総量は2013年以降世界2位をキープしている。R&D経費投入強度が著実に向上し、すでにEU15カ國の平均水準に迫っている。
投入の主體としての企業(yè)の地位が安定している。企業(yè)の昨年のR&D経費は前年比11.1%増で、全國R&D経費に占める割合が76.4%に上り、その成長に対する寄與度が68.5%に上った。うちハイテク製造業(yè)R&D経費投入強度は前年比0.14ポイント増の2.41%で、一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)(年売上高2000萬元以上の企業(yè))の科學技術投入強度を1.09ポイント上回った。中國マクロ経済研究院産業(yè)研究所工業(yè)室の付保宗(フー?バオゾン)室長は「困難なほどR&D投入を拡大し、モデル転換と高度化を貫くべきであることを認識する企業(yè)がますます増えている」と述べた。
R&D投入の高成長の裏側には、基礎研究が占める割合が初めて6%を突破し、地域発展戦略の顕著な成果があった。
基礎研究は科學技術革新の源だ。同「公報」によると、中國の昨年の基礎研究経費は前年比22.5%増の1335億6000萬元で、伸び率が前年を大幅に上回る10.7ポイントに上った。R&D経費に占める割合は前年比0.49ポイント増の6.03%で、初めて6%を突破した。
地域発展戦略に顕著な成果があった。中國の東部?中部?西部地域の昨年のR&D経費は、前年比で10.8%、17.7%、14.8%増加した。中部?西部地域の伸び率がいずれも東部地域を上回った。エリア別に見ると、京津冀(北京?天津?河北)エリアのR&D経費は前年比で14.0%増、長江デルタは12.9%増で、長江経済ベルトのR&D経費は1兆元を突破し、前年比14.7%増の1兆562億5000萬元に上った。
R&D経費の高成長の裏側には、財政による科學技術支出が1兆元を突破し、政策環(huán)境の持続的な好転があった。
財政投入が持続的に増加した。同「公報」によると、昨年の國家財政科學技術支出は前年比12.6%増の1兆717億4000萬元?!袷悉稀钢醒毪鹊胤饯呜斦摔瑜肟茖W技術支出がいずれも高成長を維持し、科學技術革新力の向上に力強い支えを提供した」と述べた。
政策環(huán)境が持続的に改善した??茖W技術革新活動を奨勵?支持する國の各種政策がさらに実行され、政策効果が持続的に現(xiàn)れている。関連の調(diào)査結果によると、昨年の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)のうち、66.0%が研究開発費稅額追加控除政策、56.2%がハイテク企業(yè)減免稅政策の対象となり、いずれも前年より上昇した。企業(yè)の前者への「評価する」は前年比2.8ポイント増の87.1%、後者は2.2ポイント増の88.9%。
大きく進歩したが、格差が殘されている?!袷悉摔瑜毪?、中國のR&D経費投入強度は米日などのテクノロジー大國と比べるとまだ不十分であり、R&Dの量が多く質(zhì)が低いという現(xiàn)象の改善が待たれる?!袷悉稀复韦味坞Aではキーテクノロジーと中核分野への正確なサポートを実現(xiàn)するために努力し、各種サポート政策が確実に実行されるようにする??茖W研究者の能動性と自主権をさらに高め、R&D産出の品質(zhì)と効率を絶えず高めるべきだ」との見方を示した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)
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