2014年3月5日、中國浙江省溫州市にある溫州博物館は、現(xiàn)存する世界最古の活字印刷物である「仏説観無量壽経」をメディアに公開。ソチ五輪の閉會式で流れた「活字印刷は韓國の発明」と主張する韓國の映像は誤りだと指摘した。溫州晩報が伝えた。

【その他の寫真】

活字印刷は中國4大発明の1つであり、膠泥（こうでい）活字から金屬活字にいたるまでの歴史がある。だが、韓國の學(xué)者は金屬活字を活字印刷の最初とみなしているため、「活字印刷は韓國の発明」と主張する。韓國メディアによると、現(xiàn)存する世界最古の金屬活字印刷物は1239年に印刷された「南明泉和尚頌証道歌」だ。

溫州博物館の王新宇（ワン?シンユー）館長は、「1965年に溫州市內(nèi)の白象塔から発見された『仏説観無量壽経』は1103年に印刷されたもので、韓國の『南明泉和尚頌証道歌』より1世紀(jì)以上も早い。中國の著名な科學(xué)技術(shù)史の専門家?潘吉星（パン?ジーシン）氏の調(diào)査でも、『仏説観無量壽経』が世界最古の膠泥活字であることが確認(rèn)されている」と説明した。

同博物館の前館長?金柏東（ジン?バイドン）氏は「韓國が活字印刷を自分たちの発明だと主張するのは初めてのことではない。15年前、韓國で開催された印刷史の國際會議で、潘吉星氏は溫州の『仏説観無量壽経』を証拠として提示し、活字印刷を世界遺産に登録しようとする韓國の野望を打ち砕いたことがある」と話している。（翻訳?編集/本郷）