米戦略國際問題研究所（CSIS）が行った最新の世論調(diào)査で、米國人が「リスクを負って助けるべき」と考える同盟國やパートナーが明らかになった。米華字メディア?多維新聞が15日付で伝えた。

CSISは14日（現(xiàn)地時間）、「未來の米中政策路線図を製図する」とする対中関係をテーマとした世論調(diào)査の結(jié)果を発表した。これは、8月初旬に行われた米國の成人1000人へのネットアンケートおよび8月4～31日に行われた安全保障、経済、人権の専門家や政府関係者など各分野のオピニオンリーダー（OL）440人への調(diào)査をまとめたもの。

同調(diào)査では、その國や地域に対してリスクを負うべきレベルを10段階で評価させており、一般人の回答では南シナ海の同盟國およびパートナーが6．97と最も高く、次いで韓國（6．92）、日本（6．88）、臺灣（6．69）、豪州（6．38）となった。一方、オピニオンリーダーでは、日本が8．86で最も高く、豪州（8．71）、韓國（8．6）、臺灣（7．93）、南シナ海の同盟國およびパートナー（7．12）と続いた。

なお、この結(jié)果についてCSIS上級研究員で中國研究専門家のボニー?グレイザー氏は、約7割の米國人が臺灣に対してリスクを負うべきと回答したことに著目?！?年前のシカゴ?グローバル評議會の調(diào)査で『臺灣が中國から攻撃を受けた場合、米軍が出動すべき』という回答は35％だった。この1年で結(jié)果に明らかな変化が見られた」とし、「中國の挑発や脅威への不安が日増しに高まっていること以外に、新型コロナウイルスへの対応で優(yōu)れた成果を見せたことなど、米國人の臺灣への理解が日増しに深まっている結(jié)果だ」との見方を示した。（翻訳?編集/北田）