北京市文化?観光局は先月、「コロナから復(fù)活、北京と共に旅行再開(kāi)」をテーマとした「北京文化観光グローバル戦略協(xié)力オンラインフォーラム」を開(kāi)催した。日本では一般社団法人日中ツーリズムビジネス協(xié)會(huì)（CJTC）がリスナーを募り、オンライン形式でパネラーたちが基調(diào)講演やディスカッションを通じて観光をめぐり討論を展開(kāi)した。同オンラインフォーラムは10月23日までアーカイブ動(dòng)畫(huà)で視聴可能となっている。人民網(wǎng)が伝えた。

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3時(shí)間にわたり行われた同フォーラムの「歐州?アジア?アフリカ會(huì)場(chǎng)」では、北京冬季五輪開(kāi)催に向けた北京の移り変わりを紹介した北京冬季五輪組織委員會(huì)企畫(huà)建設(shè)部の桂琳（グイ?リン）処長(zhǎng)を始めとする中國(guó)、日本、韓國(guó)のパネリストによる3つの基調(diào)講演、太平洋アジア観光協(xié)會(huì)（PATA）の黃順華（ホアン?シュンホア）副主席らによる「アフターコロナ時(shí)代における中國(guó)観光業(yè)界の新基準(zhǔn)の構(gòu)築」を始めとする3つのパネラーディスカッション、そして大手コンサルティング會(huì)社?マッキンゼー?アンド?カンパニーのスティーブ?サクソン氏によるリサーチレポートなどから構(gòu)成されており、國(guó)際機(jī)関から旅行會(huì)社、航空會(huì)社、ホテル、ガイドと様々な立場(chǎng)からの討論が展開(kāi)された。

なかでも中青旅國(guó)際旅游有限公司の宋煒（ソン?ウェイ）副総経理は、日本側(cè)のパネリストとして「ポストコロナ時(shí)代の中國(guó)旅行のプロモーション」と題した基調(diào)講演を行い、中國(guó)における新型コロナ感染流行発生から現(xiàn)在に至るまでの観光業(yè)界をめぐる現(xiàn)狀を詳しく紹介するとともに、コロナ後の新商品や新コース、直面している問(wèn)題から今後の中國(guó)旅行のプロモーションに関する提案を行った。今回のオンラインフォーラムを視聴した日本の旅行業(yè)界で働く白川由佳子さんは、「コロナ感染流行が生じてから、中國(guó)の衛(wèi)生管理が日本以上に厳しくなり、細(xì)かく教育されている點(diǎn)や國(guó)の政策が旅行會(huì)社の末端にまで行き屆いていることを知り、以前とは変わったという印象を受けた。また、中國(guó)旅行のプロモーションも日本のGoToキャンペーンのように、旅行先の優(yōu)遇政策などを利用しており、今までのように旅行商品を売るためのプロモーションから、目的地をPRする旅行に『行ってもらう』から『來(lái)てもらう』を重視している。その點(diǎn)は日本の旅行業(yè)界とも重なる部分があり、共感を抱いた」とした。

10月1日からの8連休中、中國(guó)國(guó)內(nèi)では合わせて延べ6億3700萬(wàn)人が旅行に出かけ、前年同期比で8割近くまで回復(fù)した。また、國(guó)內(nèi)観光収入は4665億6000萬(wàn)元（約7兆2317億円）に達(dá)し、7割近くまで回復(fù)。飲食?レジャー業(yè)界も急速な回復(fù)を見(jiàn)せている。こうした中國(guó)におけるコロナの抑制狀況も影響してか、國(guó)慶節(jié)前に開(kāi)かれた同フォーラムにおいても全體的にポジティブな意見(jiàn)が多くみられ、今後の北京、ひいては中國(guó)に対する期待や明るい見(jiàn)方が多勢(shì)を占めた。前述した白川さんもネガティブなニュースが多い日本のメディア報(bào)道と比較し、「中國(guó)では新型コロナをいかに克服して、人々が流動(dòng)的に動(dòng)けるようになっているかとポジティブに捉えている。ネガティブなニュースが多いとどうしても旅行會(huì)社への問(wèn)い合わせも大丈夫なのかという心配の聲が多くなってしまう。同フォーラムではデータやグラフを示し、中國(guó)の現(xiàn)狀を紹介しており、明るい未來(lái)が待っているという印象を受けた。日本にいるとなかなか知り得ることができない情報(bào)を得られることができて、非常によかった」と高く評(píng)価した。

今回、日本側(cè)受付窓口となった日中ツーリズムビジネス協(xié)會(huì)の井上正順さんも、「中國(guó)は國(guó)慶節(jié)で6億人以上が大移動(dòng)し、旅行を通じて経済活動(dòng)をより一層復(fù)活させた。日本もGoToキャンペーンなどを採(cǎi)用し、徐々に経済を回復(fù)させようと動(dòng)いているが、まだアフターコロナではなくウィズコロナの段階なので、旅行にも大きな制限が伴っているのが現(xiàn)狀。その上、旅行消費(fèi)という點(diǎn)からも日本の1億人と中國(guó)の13～14億人では規(guī)模が桁違いとなる。そのため、アフターコロナにおける日本の経済活動(dòng)復(fù)活には中國(guó)人のインバウンド消費(fèi)が必要不可欠だろう。外國(guó)人観光客が來(lái)られない現(xiàn)狀だからこそ、アフターコロナやインバウンド消費(fèi)復(fù)活の際に先陣を切るため、この時(shí)期に中國(guó)をよく知り、中國(guó)人に向けた発信を強(qiáng)化するべきだと考えている。また中國(guó)?北京も2022年冬季五輪を控え、海外に向けた発信を強(qiáng)化していくと思われるので、これをきっかけに多くの日本人が中國(guó)に渡れるよう両國(guó)の観光業(yè)界はより一層結(jié)束していくべきだ」とした。

同協(xié)會(huì)は日中観光業(yè)界を中心とする文化交流およびビジネス連攜の促進(jìn)をミッションに活動(dòng)しており、特に今年はコロナ感染流行期間中、日中間の観光市場(chǎng)の最新情報(bào)を毎日発信したり、日中のビジネスマッチングに繋がるオンラインセミナーを毎月に行っており、こうした活動(dòng)に注目した同フォーラムの主催事務(wù)局からの要請(qǐng)で今回のオンラインフォーラムにおける日本側(cè)窓口を擔(dān)った（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?文/玄番登史江）