2020年10月15日、韓國?朝鮮ビズは、韓國の研究チームが一度の充電で1000キロ走れる電気自動(dòng)車用バッテリーを開発したと報(bào)じた。

記事によると、蔚山（ウルサン）科學(xué)技術(shù)院（UNIST）とサムスン電子総合技術(shù)院の共同研究チームはこの日、セラミック素材のリチウム空気電池を開発し、商用化の難題と指摘されてきた電池の壽命低下問題を解決したと発表した。

リチウム空気電池は、現(xiàn)在さまざまな電子機(jī)器や電気自動(dòng)車に使われるリチウムイオン電池に比べて10倍以上のエネルギーを貯蔵できる。また、空気中の酸素を電極材として使うため、金屬素材を使うリチウムイオン電池より軽量化の面でも有利とされ、軽くて長く走る次世代軽量電気車電池として注目されているという。

しかし、リチウム空気電池は作動(dòng)過程で活性酸素が発生し、電池の壽命が落ちるという慢性的な問題點(diǎn)を抱えてきた。そこで研究チームは、電池內(nèi)部の有機(jī)物質(zhì)を高性能セラミック素材に変えることで電池の壽命を畫期的に向上させ、これまで10回未満だった充電?放電壽命を100回以上に改善したという。

共同研究チームの研究結(jié)果は、エネルギー材料分野の著名な學(xué)術(shù)誌「アドバンスド?エネルギー?マテリアルズ」（Advanced Energy Materials）の表紙論文に選ばれ、13日に出版されたという。

これを受け、韓國のネット上では「一回の充電でソウル～釜山間を往復(fù)できる技術(shù)を開発するとは、韓國の技術(shù)力にびっくり」「大仕事をやってのけた韓國の科學(xué)者らに大きな拍手を送りたい」「韓國はサムスンのおかげで持ちこたえている」など喜びの聲が上がり、「それなのにノーベル賞受賞者が出ないのが不思議。とにかく技術(shù)流出と特許管理をしっかりして」との聲も。

一方で「電池の充電?放電壽命が100回…。まだ実用化にはほど遠(yuǎn)い」「それより電気自動(dòng)車の値段を下げた方がいい」「開発ばかりするのではなく、実用化とリーズナブルな値段で中國製を追いやろう」「毎回開発の記事は目にするけど、実用化の記事は見たことがない」などと指摘する聲も寄せられている。（翻訳?編集/松村）