ブラジルが中國(guó)のワクチンを購(gòu)入しない意外な理由―米華字メディア

Record China    2020年10月19日(月) 8時(shí)20分

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18日、米華字メディア?多維新聞は、ブラジル連邦政府はシノバック製のワクチンに対して「微妙な態(tài)度」を示していると伝えた。ブラジル最大の都市サンパウロ

2020年10月18日、米華字メディア?多維新聞は、ブラジル連邦政府は中國(guó)の科興控股生物技術(shù)(シノバック?バイオテック)とブラジルのブタンタン研究所が共同で研究開発している新型コロナウイルスワクチンに対して「微妙な態(tài)度」を示していると伝えた。

多維新聞によると、ブラジルのニュースサイトG1に掲載された記事は、「ブラジル連邦政府はオックスフォード大學(xué)が研究開発したワクチンだけを購(gòu)入する。ブラジル保健省が出したワクチン接種のタイムスケジュールでも、オックスフォード大學(xué)のワクチンしか含めていない」と報(bào)じた。

同國(guó)內(nèi)では、「シノバックのワクチンは最も進(jìn)んでおり、臨床試験で深刻な副作用は出ていない」「サンパウロ州のドリア知事は、シノバックのワクチンが安全であり、12月にも接種を始めたいと意欲を示している」などの報(bào)道もあるというが、フォーリャ?ジ?サンパウロ紙は、「シノバックに対する保健省の態(tài)度は非常に強(qiáng)硬である」と伝えており、連邦政府はシノバックのワクチンを購(gòu)入するかとの質(zhì)問に対し、「ブラジル市場(chǎng)にはまだワクチンがない。存在しない製品をどうやって買うのだ?」との回答だったとしている。

サンパウロ州保健局は、「連邦政府はシノバックのワクチン購(gòu)入のための資金を出してはおらず、オックスフォード大學(xué)のワクチン購(gòu)入しか考えていない」としている。連邦政府のこの動(dòng)きは、ボルソナロ大統(tǒng)領(lǐng)によるドリア知事への政治的な報(bào)復(fù)とみられている。

ドリア知事はマスク著用やソーシャルディスタンス、隔離の実施が非常に重要な防疫措置だと訴えているのに対し、ボルソナロ大統(tǒng)領(lǐng)は新型コロナウイルスを深刻視しておらず「ドリア知事らがブラジル経済を衰退させている」と非難していた。

記事によると、ドリア知事は「來年前半には6100萬本のシノバック製ワクチンを提供できる見込みで、サンパウロ州の住民4400萬人にワクチン接種することができる」と表明していた。また、ワクチンを政治化して接種が遅れることのないよう求めており、21日に保健省に対してシノバックのワクチンをブラジル人全體に提供する要望書を提出するという。(翻訳?編集/山中)

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