2014年3月7日、あなたの周りには、「屏奴」はいないだろうか？屏奴とは、モニター畫面の奴隷のという意味で、スマート家電製品の普及に伴い、日常生活でスマホやPCなどの電子製品を長(zhǎng)時(shí)間使用している人、特にそれから片時(shí)も離れられない人を指す。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫真】

「屏奴」は、食卓、道路、地下鉄、バス、トイレなど、至る所に分布しており、モニター畫面に夢(mèng)中になっているため、さまざまなトラブルを引き起こす。例えば、道を歩きながら攜帯の操作に夢(mèng)中になって転んで骨折する、トイレで長(zhǎng)時(shí)間攜帯をいじっていて、痔ろうなどの病気にかかるといったケースは頻繁に耳にする。

▼多くの政府公式微博（ウェイボー）で、次のような微博が転送された。

「新華社報(bào)道によると、最近ドイツで開かれたデジタル科學(xué)技術(shù)関連會(huì)議で発表された統(tǒng)計(jì)データでは、2013年、世界中に18億3000萬臺(tái)のスマホがあり、攜帯ユーザーは1日150回?cái)y帯をチェックしていた。つまり、一人平均6分半に一度攜帯の畫面を見ている計(jì)算になる。あなたはこの基準(zhǔn)に當(dāng)てはまるだろうか？どのくらい攜帯を見ずにいられるだろうか」―この微博はネットユーザーの論議を巻き起こした?！甘澜绀亲瞍膺h(yuǎn)く離れた場(chǎng)所にいるのは、眼の前にいながらも、攜帯に夢(mèng)中になっているあなた」という表現(xiàn)は、まさに現(xiàn)実そのものを捉えている。

市民20人に簡(jiǎn)単な調(diào)査を?qū)g施したところ、「仕事以外に攜帯電話やPCの畫面を毎日2時(shí)間以上見ている」と答えた人は半數(shù)を上回った。

ある商業(yè)銀行の窓口で働いている周（ジョウ）さん（26）は、典型的な「屏奴」の一人だ。普段はかなり仕事が忙しく、勤務(wù)時(shí)間中はほとんどカウンターで顧客の対応に追われている。毎晩、仕事が終わって最初にすることは、攜帯電話でスマホ用チャットアプリ微信（ウィーチャット）と微博をチェックすることだ。

周さんは、「まず友達(dá)や同僚の微信をチェックしたあと、友達(dá)圏や微博を閲覧する。それが終わると、攜帯ゲームを始める。帰途につくバスの中でゲームをして、ベッドで橫になってゲームを続ける時(shí)もある」と話した。

■心理學(xué)者：「ITにコントロールされてはならない」

中國心理學(xué)會(huì)會(huì)員の東莞心理衛(wèi)生協(xié)會(huì)、何歓（ホー?ホワン）理事は「屏奴」現(xiàn)象について、以下のような見方を示した。

これは、情報(bào)技術(shù)の急成長(zhǎng)がもたらした新たな問題といえる。食事をしている時(shí)、バスや地下鉄に乗っている時(shí)、エレベーターの中で、いつでも好きな時(shí)に畫面を操作することは、決して感心できることではない?！钙僚工摔先簸と摔啶⑽窑蛲欷坪韦藟?mèng)中になりやすく、自分をコントロールする力が弱い。また「屏奴」は、円滑な人間関係を結(jié)ぶことが苦手だ。しかし、面と向かって他人とコミュニケーションを取る代わりにモニター畫面を通じて人とコミュニケーションを取ることは本末転倒だ。

「屏奴」は、現(xiàn)実の世界で人との間の意思疎通を行うチャンスを意識(shí)的に増やすことが必要だ。周りの人たちと他愛ない世間話をする、あるいは眼の前で起こっている出來事を観察するだけでも良い。決して自分だけの世界に引きこもらないよう心がけるべきだ。

また、一人一人が、自分の時(shí)間を効率よく使うよう心がけ、貴重なプライベートの時(shí)間を大切にすること。攜帯でのニュースや友達(dá)圏のチェックは時(shí)間を決めて行い、ある程度の距離を保ってこの世界を理解すること。自分がITを上手に利用すべきであって、決してITにコントロールされてはならない。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤）