米華字メディアの多維新聞は19日、英メディアの報道を引用する形で、ナイジェリア空軍が武裝無人航空機(jī)8機(jī)を近く調(diào)達(dá)予定であることを伝えた。配備先はカツィナ、ゴンべなどで、約70人が中國で操縦やメンテナンスの訓(xùn)練を受けるという。

記事によると、ナイジェリア軍は先月7日、ゴンべで新たな空軍基地の定礎(chǔ)式を行った。同基地には新編成の戦闘偵察部隊(duì)が駐留する見通しで、中國製のCH-3無人機(jī)を配備するとみられている。

CH-3は中國航天科技集団傘下の研究機(jī)関が開発した多用途の無人航空機(jī)で、翼幅8メートル、最大離陸重量は650キロ。搭載する設(shè)備によってさまざまな任務(wù)への対応が可能だが、米軍の司令官から「質(zhì)が劣るためナイジェリア空軍が使用することは少ない」と指摘されたことがあるという。

同司令官はまた、「中國の軍需品は低価格と納期の短さでアフリカ諸國を引き付けているが、こうした調(diào)達(dá)は根本的な軍事上の需要を満たせないことが多い。（アフリカ諸國に対する）米部隊(duì)の援助を複雑にしている」とも述べたといい、記事は中國紙?環(huán)球時報が「CH-3の性能が悪いと言うなら、米軍はなぜ（米企業(yè)が開発した）MQ-9リーパーをナイジェリア空軍に贈呈しないのか。米國の軍事援助は政治的影響を及ぼすための手段であり、慈善だったことはない」と反発したことを伝えている。（翻訳?編集/野谷）