ジャッキー?チェンの価値は絶大、中國で低迷する最新作「急先鋒」、ロシアでは新記録も樹立

ジャッキー?チェン(成龍)主演の最新作映畫「急先鋒」（Vanguard）が、中國國內(nèi)では他の人気作に押されて數(shù)字が伸びないものの、國外ではアジア映畫として最高記録も打ち立てている。

ジャッキー?チェン主演、中國の人気俳優(yōu)ヤン?ヤン（楊洋）らが出演する「急先鋒」はもともと、今年1月の春節(jié)（舊正月）シーズンに公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。その後、スケジュールを変更して國慶節(jié)（建國記念日）の大型連休を迎えた先月30日に封切られた。

近年のジャッキー?チェン主演作は、公開されるたびに興行収入の落ち込みが話題になってきたが、「急先鋒」も同じ傾向を示している。國慶節(jié)の同時期に公開されたアニメ映畫「姜子牙」や、人気スターが出演するオムニバス映畫「我和我的家郷」といった話題作に押され、興収ランキングでは一度も1位に立つことなく、20日現(xiàn)在の興行収入は約2億7000萬元（約42億6000萬円）にとどまっている。

だが、國外の反応は中國とは全く違い、約20カ國?地域ですでに公開、または公開を予定している。シンガポールでは2週間連続で、週末の興収ランキングの第1位を獲得。さらに今月15日から公開されているロシアでは、上映スクリーン數(shù)が1000スクリーンを超過し、これまで同國で公開されたアジア映畫の中で過去最多の新記録を樹立。世界市場ではジャッキー?チェンのネームバリューが圧倒的に大きいことを示している。（Mathilda）