2020年10月20日、観察者網(wǎng)によると、山東省淄博市內(nèi)のデパートの女子トイレ內(nèi)に男児用の小便器を設(shè)置していることが物議を醸している。

デパートの擔(dān)當(dāng)者によると、女子トイレ內(nèi)に男児の小便器を設(shè)置したのは、男の子を連れた母親の利用を考えてのこと。しかし、「女性のプライバシーを侵害し、子どもの性別意識(shí)形成にも不利である」との聲も少ならず上がり、「女の子を連れたお母さんはどう思うだろうか。トイレに入ったら自分の娘と同じ年ぐらいの男の子が小便をしているところを娘に見せてしまうことになる」「男の子用の小便器が設(shè)置されているトイレには、娘を連れて入りたくない」などの意見のほか、「多目的トイレを設(shè)置すればいいのに」との意見も多數(shù)上がった。

記事は、2016年に國(guó)家観光局が「多目的トイレの建設(shè)推進(jìn)の加速に関する通知」を出しており、17年には5A級(jí)以上の観光地に多目的トイレを設(shè)置するとのガイドラインが出されたものの、今のところ公共の場(chǎng)所すべてに多目的トイレがあるわけではないため、子ども連れの母親のために女子トイレ內(nèi)に小便器を設(shè)置するケースがあると説明。深セン市小児醫(yī)院や杭州市第一人民醫(yī)院にも女子トイレ內(nèi)に小便器が設(shè)置されていると伝えた。

記事はまた、人民網(wǎng)が過(guò)去に中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）で行ったネットアンケートでは、ネットユーザーの8割超が女子トイレに小便器を設(shè)置するのは不適切で、多目的トイレを設(shè)置すべきと考えているとの結(jié)果だったと伝えている。（翻訳?編集/山中）