香港に本社を置くキャセイパシフィック航空は21日、累計(jì)8500人の人員削減や殘った職員の賃金削減、同社傘下のキャセイドラゴン航空の運(yùn)航停止などを発表した。新型コロナウイルス感染癥の影響に関連して「旅行の“新常態(tài)”に対応」と表現(xiàn)した。

グループ全體の24％にする累計(jì)8500人の人員を削減する。新規(guī)採用の停止や通常の退職者も含むので、実際に解雇される人數(shù)は5900人程度という。うち、香港で勤務(wù)する職員は5300人、香港以外は600人程度の見込みという。

加えて、グループ傘下のキャセイドラゴン航空の運(yùn)航は即日停止。また、グループの客室乗務(wù)員やパイロットなどにも、報(bào)酬の減額を含む待遇の変更を求める。全職員について、2020年末のボーナスは支給しない。2021年には高級(jí)管理職の報(bào)酬を減額し、その他の職員についても昇給は行わない。2021年前半には、地上勤務(wù)者を?qū)澫螭趣工?回目の自主的特別休暇計(jì)畫を?qū)g施する。

キャセイパシフィック航空は関係者に対して「とても悲しく、つらく思う。関係者がこれまで自分の責(zé)任を果たし、グループのために最善を盡くしてくれたことに、心から感謝する」と表明した。

キャセイパシフィック航空は英國のスカイトラックスによる航空會(huì)社の格付けで、最高評(píng)価の「ザ?ワールド?ファイブ?スター?エアラインズ」に認(rèn)定されている。また、同じくスカイトラックスが1999年に算定を始めたエアライン?オブ?ザ?イヤーでは、2003年、05年、09年、14年に世界第1位を獲得した。世界でもまさに「超一流」と言える航空會(huì)社だが、コロナ禍が長引く中、「泣いて身內(nèi)を斬る」を斷行せざるをえない狀況だ。

なお、香港當(dāng)局は21日、7－9月の失業(yè)率が、6.4％に上昇したと発表した。市場の予測を上回る、ほぼ16年ぶりの高水準(zhǔn)だった。人口約750萬人の香港で、失業(yè)者が約26萬人に達(dá)したとされる。（翻訳?編集/如月隼人）