四川省綿陽(yáng)市出身の企業(yè)家である王健林氏は22日、第1回川渝民営企業(yè)家峰會(huì)（四川?重慶民間企業(yè)家サミット）に出席し、中國(guó)企業(yè)が金儲(chǔ)けをしにくい時(shí)代に入ったと斷言した。四川省成都市に本社を置く華西都市報(bào)が自社ニュースサイトの封面新聞を通じて23日付で報(bào)じた。

王氏は中國(guó)人の「富豪番付」である胡潤(rùn)百富榜（フールン?バイフー?バン）で、2015年と16年には第1位に認(rèn)定された。王氏の資産総額は香港の企業(yè)家で大富豪として知られる李嘉誠(chéng)氏を超え、華人大富豪として全世界トップに躍り出たとされた。

サミットに出席した王健林氏は、改革開(kāi)放の開(kāi)始以來(lái)、中國(guó)では40年間にわたり年平均の経済成長(zhǎng)率が9.5％という時(shí)期が続いたと指摘。経済規(guī)模が33.5倍も拡大し市場(chǎng)の急速拡大が続いたことが、企業(yè)に発展のチャンスを大量に提供し、金儲(chǔ)けは比較的楽だったと概観した。

王氏は続けて、中國(guó)経済は高度成長(zhǎng)から質(zhì)を高める段階に入っており、過(guò)去の追い風(fēng)はなくなったと指摘。金儲(chǔ)けのチャンスは減少しつつあり、どの業(yè)界でも競(jìng)爭(zhēng)が白熱化していると論じた。ごく少數(shù)の企業(yè)を除き、ほとんどすべての中國(guó)企業(yè)にとって、金儲(chǔ)けが難しく、儲(chǔ)けられたとしても減速する時(shí)代が到來(lái)したという。

王氏はさらに、激烈な競(jìng)爭(zhēng)にさらされる中國(guó)企業(yè)にとっては科學(xué)技術(shù)とビジネスモデルが極めて重要と述べた上で、それよりさらに重要なことは企業(yè)管理であり、しっかりとした企業(yè)管理があってこそ、科學(xué)技術(shù)やビジネスモデルが成果を出せると主張した。

王氏はまた、企業(yè)にとって鍵となるのは企業(yè)家精神と指摘した上で、自らの理解として企業(yè)家精神として最も大切なことは、変革を目指すことであり、勤勉に奮闘して、それを堅(jiān)持することと主張。狀況が困難であるからこそ、企業(yè)家精神が強(qiáng)調(diào)されねばならないと論じた。

王氏は四川省や重慶市の企業(yè)家には、遊び好きで安逸に流れ、慣れ合いが橫行するという地域文化の影響が見(jiàn)られると指摘。向上を心がけ社會(huì)に奉仕するという、新たなイメージやブランドを確立せねばならないと主張した。（翻訳?編集/如月隼人）