フライメディア 2020年10月26日(月) 18時10分
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上海隨一の繁華街である南京東路に、地元でも大人気のキャラクターショップが登場し、話題となっている。満を持して登場したのは、カカオフレンズ(KAKAO FRIENDS)ショップの上海1號店だ。
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カカオフレンズは、韓國のIT大手「カカオ」が運営するコミュニケーションアプリ?「カカオトーク」のキャラクターで、海外でも大人気。日本にも多くのファンがいて、10代?20代女性への韓國土産の定番にもなっている。
SNSの投稿では、オープンの9月12日は大行列をつくったというニュースもあり、少し経った9月下旬の平日?晝下がりにショップを訪れてみた。店內(nèi)は多少混雑していたものの、並ばずに店內(nèi)に入ることができた。
ショップは1階と2階にわかれ、各フロア自體はやや狹いものの、愛くるしい表情のキャラクターを見るとテンションも自然とあがる。
定番であるキャラクターの顔クッションやステーショナリーなどのグッズが並んでいたが、思いのほか品揃えが少ないように感じた。欲しいグッズは、オンラインショップをチェックし、そちらで購入する若者のほうが多いかもしれない。リアル店舗はどちらかというと“體験”を求め、映え寫真をとり、ショップに來たという“コト”へのニーズが高いと考えられる。
ところで、このカカオフレンズ、見てすぐに「かわいい!」と感じるキャラクターというよりも、ちょっと変わっていて、味のある個性的なキャラクターである。
では、世界中に多くのファンをつくる人気の秘密は何か?キャラクターがそれぞれコンプレックスを抱えていたり、悩みがあったりと、人間味あふれるところに共感し、ハマっていく人が多い。
変顔も困り顔もコミカルで憎めない。見ていて「クスっ」と思わず笑ってしまうようなそんな表情も魅力のひとつだ。
大人女子が使えそうな実用的なグッズも多く、みなに愛されているキャラクターというのも頷ける。
カカオフレンズでダントツ人気なキャラクターは、“ライアン(RYAN)”、中國語では、「瑞恩獅(ルイ?エン?シィ)」と言う。ライアンは、グッズカテゴリーも豊富で、お約束の上海限定グッズにも登場している。
さて、店內(nèi)は、圧倒的に女性客が多いが、時折子ども連れのファミリーの姿も見られる。ショップが、國內(nèi)外の観光客が多く集まる通り(南京東路)に面しているので、これからは客層がもっと多様化するだろう。
中國では、通常アクセスのできないLINE(ライン)だが、ラインカフェがオープンして行列をつくったり、キャラクターのコラボ商品が街にあふれたりしている。
今回も「カカオトーク」を知らなくても、使っていなくても、カカオフレンズのキャラクターに魅せられて消費してしまうのは、萬國共通といったところだ。(提供/フライメディア)
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