2014年3月11日、中國で大ブームを巻き起こし、先月27日に最終回を迎えた韓國ドラマ「星から來たあなた」(SBS放送)では、人気女優(yōu)チョン?ジヒョン演じる國民的アイドル、チョン?ソンイがピンチになるたびに、俳優(yōu)キム?スヒョンが演じる、イケメンでお金持ち、さらに不思議な能力を持つ宇宙人教授ト?ミンジュンが助けに來てくれる。そのため、中國の女性たちは「ト教授のお嫁さんになりたい」と聲を上げている。 中國新聞社が伝えた。

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あるメディアの報(bào)道によると、同ドラマを見終わったある女性が、ト教授と自分の彼氏を比較すればするほど不満を感じ、彼氏と大喧嘩になったという。

浙江大學(xué)城市學(xué)院に通う李（リー）さんは取材に対して、「韓國ドラマが女性の彼氏に対する基準(zhǔn)を高くしているのは間違いない。でも、もっと重要なのは、自分より強(qiáng)くて、一生頼りにできる男性を女性は好むという點(diǎn)で、これは中國の女性の昔からの伝統(tǒng)。周りの友人と話していると、みんなの価値観はほぼ一致しており、円熟していて強(qiáng)い男性を好んでいる」とし、「単に韓國ドラマがその伝統(tǒng)を最高の『夢』に変えてくれただけ」と語った。

「女性より男性が強(qiáng)いほうがいい」というのは、女性の間だけに見られる価値観では決してない。浙江省杭州市の張（ジャン）さん(男性)は取材に対して、「今年32歳で、まだ獨(dú)身。やさしくて親切な女性が理想の配偶者。女性のほうが強(qiáng)かったら、男性はやりきれない」と語った。

普通、ほとんどの男性が自分より弱い女性を「守る」という役割を好み、一方の女性のほとんどが「守ってもらう」という立場を好む。そして、自分より強(qiáng)い男性に守ってもらい、安心感を得たいと思うのが常だ。

一部の女性が韓國ドラマの影響を受け、配偶者に対する基準(zhǔn)を上げていることに関して、浙江省心理衛(wèi)生協(xié)會(huì)のメンバーで、國家二級(jí)カウンセラーの沈燎（シェン?リャオ）氏は、「完璧な人はいない。女性は戀人を探す際、現(xiàn)実と向き合わなければならない。ドラマに出てくるパーフェクトな男性は空想で形作られたイメージに過ぎない」と冷靜な対応を呼びかけている。

そして、「女性より男性のほうが強(qiáng)いのを好むというのは、中國の何千年もの歴史で積み上げられてきた文化というよりも、誰もが持つ潛在意識(shí)。至って普通のことだと思う。自然界のオスとメスを見ても、オスのほうが強(qiáng)い。そのため、女性より男性のほうが強(qiáng)いのを好むというのは社會(huì)発展の規(guī)律や社會(huì)のバランスに則している」との見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）