2020年10月27日、韓國?イーデイリーは「世界貿(mào)易機関（WTO）事務(wù)局長選挙で、歐州連合（EU）がナイジェリア候補を支持することで合意した」とし、「韓國人初のWTO事務(wù)局長の誕生を目指す韓國の挑戦に暗雲(yún)が立ち込めている」と伝えた。

記事によると、EUは同日に聲明を発表し、ナイジェリアのヌゴジ?オコンジョイウェアラ候補への支持を表明する。

韓國の兪明希（ユ?ミョンヒ）産業(yè)通稱資源部通商交渉本部長は、ヤマ場とされた第2ラウンドでEUの支持を得て、韓國人として初めて最終（第3）ラウンドに進出した。これを受け文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)や丁世均（チョン?セギュン）首相らは最近、他國の首脳らに電話や書簡で兪本部長への支持を求めるなど総力を挙げていたという。

WTOは19日から164の加盟國の支持の意思を調(diào)査している。日本政府も最近「官僚の経験があり、世界銀行でも長期勤務(wù)するなど國際実務(wù)に精通したオコンジョイウェアラ候補が適任者」との立場を固めたとされている。また最も票の多いアフリカ44カ國がオコンジョイウェアラ候補を支持する可能性が高いことも「韓國にとって不利に作用するだろう」と記事は伝えている。

これに韓國のネットユーザーからは「ここがアジア人の限界か。でもここまで來られただけでもすごいこと」「韓國の存在感を世界に示せたからよかった」などこれまでの健闘をたたえる聲が寄せられている。

また「EUは結(jié)局、経済的理由でアフリカを選んだ」「日本が韓國候補の當(dāng)選を阻止するために金を積んだのでは？」などと推測する聲や、「韓國の外交力はやはりこの程度か」「電話して頼んでも支持してもらえない、つまり國際的地位が下がっているということだ」と韓國政府の力不足を指摘する聲も。

一方で「WTOには歐州とアフリカ以外の國もいる。結(jié)果は最後まで分からない」と主張する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）