2020年10月29日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、サムスン電子などから巨額の賄賂を受け取り、會社資金を橫領(lǐng)したとして収賄、橫領(lǐng)罪などに問われた李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)に懲役17年、罰金130億ウォン（約12億円）、追徴金約57億8000萬ウォン（約5億3000萬円）の実刑判決が確定した。

記事によると、韓國最高裁は「橫領(lǐng)、収賄の事実認(rèn)定に関する原審の結(jié)論に過ちはない」として、弁護(hù)?検察雙方の上告を棄卻した。

これにより、控訴審後の勾留執(zhí)行停止決定を受けて自宅で生活していた李元大統(tǒng)領(lǐng)は2～3日後に拘置所に再び収監(jiān)されるとみられている。

記事は今回の判決について「1～2審と同じく、ダースの実質(zhì)的所有者が李元大統(tǒng)領(lǐng)であると認(rèn)めたもの」とし、「これにより10年以上にわたり続いたダースの実質(zhì)的所有者に関する論爭は終止符を打った」と伝えている。

李元大統(tǒng)領(lǐng)は自動車部品會社のダースの資金約349億ウォンを橫領(lǐng)し、サムスン電子が肩代わりしたダースの米國での訴訟費(fèi)用約119億ウォンを含む計(jì)約163億ウォンの賄賂を受け取った容疑で裁判を受けていた。

これに韓國のネットユーザーからは「今日は良い日だ。法的処罰を受けるのは當(dāng)然」「すっきりした。やっと國が正された気がする」と喜ぶ聲が上がっている。一方で「17年でも足りないくらい」「1兆3000億ウォンの間違いでは？」「財(cái)産も沒収して國庫に入れるべき」など判決に不満を示す聲も多い。

その他「李元大統(tǒng)領(lǐng)はお金に執(zhí)著し過ぎた。一生裕福に暮らしていけるお金があったのに、大統(tǒng)領(lǐng)になってからもその権力を利用して裏金を受け取っていた」との聲や、「李元大統(tǒng)領(lǐng)がこれなら現(xiàn)政権はもっとひどいのでは？」「李元大統(tǒng)領(lǐng)は個人的に問題があったけど、文大統(tǒng)領(lǐng)は國全體的に問題がある」と現(xiàn)政権を批判する聲も見られた。

韓國の歴代大統(tǒng)領(lǐng)で有罪判決を受けたのは全斗煥（チョン?ドゥファン）、盧泰愚（ノ?テウ）に続いて3人目。樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)は7月にソウル高裁で懲役20年の実刑判決を受けたが、検察側(cè)が上告している。（翻訳?編集/堂本）