2020年10月29日、韓國(guó)?世界日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)の刑務(wù)所が収容者の人権や幸福追求権の面からカラオケやゲーム機(jī)などの施設(shè)を設(shè)置し、物議を醸している。

記事によると、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府の國(guó)民請(qǐng)願(yuàn)掲示板に「全州（チョンジュ）刑務(wù)所の心身治癒室を直ちに閉鎖してください」と題する書き込みが掲載された。書き込みをした30代の會(huì)社員は「犯罪者は他人に迷惑をかけたり法で定めた規(guī)範(fàn)を破った人だ。（彼らが行く刑務(wù)所は）罪の重さにかかわらず、二度とそこに戻りたくないようにひどくて凄絶な場(chǎng)所でなければならない」と主張し、「1日3回の食事、そして楽に眠ることのできる空間があるだけでも幸せなこと。それにカラオケやゲーム機(jī)まで提供すれば、これ以上楽な人生はない」と批判したという。

また、心身治癒室設(shè)置をめぐる論爭(zhēng)に関する記事のリンクを貼りつけて「犯罪者の人権を保護(hù)すべきだという人々は胸に手を當(dāng)てて考えてほしい」とし、「そのお金を被害者の救済や、恵まれない人々のために使うべきだ」と主張した。

全羅北道の全州刑務(wù)所は最近、収容者のストレス解消と心身の安定のため「心身治癒室」（カラオケとゲーム機(jī)など）を設(shè)置したと発表した。カラオケは申込制で最大1時(shí)間利用する方式で運(yùn)営し、死刑囚や自殺?自害など収監(jiān)中のストレスが大きい収容者が優(yōu)先されるという。刑務(wù)所側(cè)は「新型コロナで各種行事が制限される中、収容者を配慮した施設(shè)作りに悩んだ末、治癒室を設(shè)置した」と説明している。

この問題をめぐり韓國(guó)のネット上には「収容者の幸福追求権？あり得ない」「刑務(wù)所は罰を受けに行く所。人権に気を配る必要ある？」「刑務(wù)所は國(guó)民の稅金で運(yùn)営されてるのに、食事に加えてカラオケまで？そのうち居酒屋もできそう」「稅金がもったいない」など、心身治癒室の設(shè)置に反対する聲が圧倒的に多く上がっている。

また「軍隊(duì)にもカラオケやビリヤードがあり、今やスマホまで許可するから、刑務(wù)所までこんな雰囲気になってしまった。文大統(tǒng)領(lǐng)は一體何を考えて政治をしてるのか。國(guó)がどんどんおかしくなってる」との聲も見られた。（翻訳?編集/松村）