中國(guó)メディアの澎湃新聞は30日、冤罪で27年近く自由を奪われた中國(guó)江西省の男性に國(guó)家賠償金として約496萬(wàn)元（約7700萬(wàn)円）が支払われることが決まったと報(bào)じた。冤罪をめぐる中國(guó)の國(guó)家賠償としては過(guò)去最高の額になるという。

記事によると、この男性は1993年10月に起きた男児2人の殺害事件で犯人とされた張玉環(huán)（ジャン?ユーホワン）さん。95年1月の一審判決は執(zhí)行猶予付死刑だった?？卦Vして無(wú)実を主張し続けてきた張さんに無(wú)罪が言い渡されたのは今年8月4日で、江西省高級(jí)人民法院は今月30日に精神的苦痛に対する慰謝料157萬(wàn)元（約2450萬(wàn)円）を含む約496萬(wàn)元を支払うとする國(guó)家賠償決定書(shū)を交付した。張さん側(cè)は當(dāng)初、約2234萬(wàn)元（約3億4800萬(wàn)円）を求めており、「やや殘念な內(nèi)容ではあるが受け入れる」としているという。

記事は、張さんが健康面での問(wèn)題を抱えていることや、國(guó)家賠償申請(qǐng)書(shū)の中で「無(wú)罪判決を受けた後も恐怖の中で生活している」と訴えたことを説明。張さんは「父親としてこれまでできなかったことを補(bǔ)いたい」として、賠償金で息子2人にまず家を買(mǎi)い、殘りを自身の老後のための蓄えにする考えだそうだ。（翻訳?編集/野谷）