2014年3月13日、消息が途絶えたままのマレーシア航空機(jī)の捜索について、中國(guó)海南研究院の呉士存（ウー?シーツン）院長(zhǎng)は「マラッカ海峽など政治的に敏感な地域では、周辺國(guó)の緊張の高まりを避けるため、中國(guó)が捜索の主導(dǎo)を握るべきではない」と語(yǔ)った。中國(guó)紙?21世紀(jì)経済報(bào)道が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

捜索にはマレーシアや米國(guó)、中國(guó)、フィリピン、日本など10カ國(guó)以上が陸海空軍や民間の協(xié)力を得て參加している。呉院長(zhǎng)は「爭(zhēng)いのある國(guó)家間においても、緊急の狀況下では爭(zhēng)いを一旦橫に置いて協(xié)力を第一に據(jù)えており、多くの國(guó)が參加している今回の救援は1つの成功事例である」と評(píng)価した。

しかし、一部の國(guó)は人道的な救助のためだけでなく、自國(guó)の軍事および地縁政治上の利益を目指している。例えば、米國(guó)は「アジアへの回帰」政策を掲げており、今回同盟國(guó)やパートナー國(guó)に対して道義的、軍事的な支援を行っているのは、4月にオバマ大統(tǒng)領(lǐng)がアジア4カ國(guó)を訪問(wèn)することも絡(luò)めて、米國(guó)がアジア地域の安全保障の主導(dǎo)的地位にあることの明確な主張であることははっきりしている。

捜索の焦點(diǎn)となりつつあるマラッカ海峽は、マレーシアとインドネシア、シンガポールの三國(guó)が管轄しており、海上交通の要衝であるだけでなく、政治的にも非常に敏感なエリアだ。國(guó)際公約によれば、外國(guó)の軍艦がマラッカ海峽を通過(guò)するためには三國(guó)に告知する必要がある。捜索ということになれば、告知するだけでなく、三國(guó)の同意を得なければならないことになっている。

この3カ國(guó)はいずれも米國(guó)の戦略的パートナーであり、シンガポールは米軍に基地を提供し、マレーシアとインドネシアは合同軍事訓(xùn)練をたびたび実施するなど、米國(guó)との軍事?安全保障面での協(xié)力事項(xiàng)は多い。

呉院長(zhǎng)は「3カ國(guó)がマラッカ海峽での米軍の捜索に同意するとしたら、人道主義の観點(diǎn)から言えば中國(guó)を拒絶する理由はないだろう。しかし、3カ國(guó)の主権やマラッカ海峽を通過(guò)する多くの國(guó)の経済的利益を考えると、救援活動(dòng)の協(xié)調(diào)は間違いなく複雑になるだろう」と話している。（翻訳?編集/HA）