仏國際放送サービスのRFIは中國語サイトに10月31日、「日米が釣魚島有事を想定して島奪取訓(xùn)練」と題する記事を掲載した。

自衛(wèi)隊と米軍は10月26日から11月5日まで、「キーン?ソード（鋭い剣）」の名稱の統(tǒng)合演習(xí)を?qū)g施している。10月30日には、鹿児島県吐噶喇（トカラ）列島の無人島である臥蛇島（がじゃじま）で上陸演習(xí)をしたという。

RFI記事は、演習(xí)の目的を「敵に占領(lǐng)された（日本の）島を奪取する」ことと紹介し、実際には「中國の警備船が、日本が“領(lǐng)?！堡日J(rèn)識する釣魚島水域に絶えず侵入して日本漁船を追い払うことに対し、（中國側(cè)が）釣魚島周辺の空域への日本機の“領(lǐng)空侵犯”を警告する緊張した情勢」に対応したものと論じた。

記事は、30日の演習(xí)で日本は陸上自衛(wèi)隊水陸機動団約100人、米軍は海兵隊員約40人が參加し、鹿児島県の鹿島航空基地に投入した輸送機「オスプレイ」4機のうちの2機と、海上自衛(wèi)隊の護衛(wèi)艦「ひゅうが」などが參加したと伝えた?！袱窑澶Δ工膝廿辚偿抓咯`搭載護衛(wèi)艦で、基準(zhǔn)排水量は1萬3950トン。

RFIはフランスのメディアだが、同記事は中國人向けと考えられる。尖閣諸島についいては「釣魚島」と、中國側(cè)通稱のみ使用して日本側(cè)名稱を併記するなどはしなかった。その點で、「第三國」のメディアでありながら中國側(cè)の立場にもとづいた記事を掲載したとみなすことができる。

また、同記事は「陸上自衛(wèi)隊」を「路上自衛(wèi)隊」、「水陸機動団」を「水路機動団」と書くなど、誤字も立つ。東京特約記者による署名記事だが、掲載に當(dāng)たってのチェックがきちんとなされなかった可能性がある。（翻訳?編集/如月隼人）