2020年11月2日、英BBCの中國(guó)版サイトは、米國(guó)で人口の5％超を占める、中國(guó)系を含むアジア系の住民が、大統(tǒng)領(lǐng)選挙の行方を大きく左右する可能性があると報(bào)じた。

記事は、米國(guó)でアジア系住民が最も急速に人口を増やしており、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で全人口の5％を超え、1100萬(wàn)人の有権者を要するため、選挙の勝敗に大きな影響を與えるようになっていると紹介した。

また、アジア系米國(guó)人の政治的指向は多様であり、トランプ氏支持かバイデン氏支持かは一概に言うことはできないと説明。出身地域によってそれぞれ異なる支持傾向が見られ、米國(guó)內(nèi)のアジア系機(jī)関が9月に実施した調(diào)査では、インド系米國(guó)人の65％がバイデン氏を支持していることが明らかになったほか、ベトナム系ではトランプ氏支持48％、バイデン氏支持36％とトランプ氏が優(yōu)勢(shì)に立ち、中國(guó)系住民では過半數(shù)の56％がバイデン氏を支持、トランプ氏支持は20％にとどまったと伝えている。

さらに、近年では特に中國(guó)系住民が米國(guó)の政界において聲を発する機(jī)會(huì)を増やしているとし、ドキュメンタリー映畫監(jiān)督の陳怡（チェン?イー）さんが共和黨、民主黨雙方の支持者の立場(chǎng)から中國(guó)系住民の政治參加の過程を描くドキュメンタリー映畫を発表し、「中國(guó)系米國(guó)人は政治參加し、投票しなければならない」とのメッセージを発したほか、今回の大統(tǒng)領(lǐng)選挙では中國(guó)系のアンドリュー?ヤン氏が民主黨の大統(tǒng)領(lǐng)予備選候補(bǔ)として広く注目を浴びたと紹介した。（翻訳?編集/川尻）