河南省駐馬店市遂平県の農(nóng)地で先日、落花生の収穫があると聞きつけた付近の村民ら數(shù)百人が拾いに集まったことで、村民らの「問題行動(dòng)」がほかにもあったことが分かった。瀟湘晨報(bào)など、複數(shù)の中國(guó)メディアが3日付で報(bào)じた。

10月中旬、同県の農(nóng)地で落花生の収穫を行った際、付近の村から落花生を拾いに數(shù)百人が集まった。管理者によると、収穫が行われている最中に大勢(shì)の村民が農(nóng)地に入り、収穫機(jī)の後ろをついて回って拾うため非常に危険。中には機(jī)械に巻き込まれて死亡した人もいたが、それでも村民らは拾いに來るという。

収穫を請(qǐng)け負(fù)う袁（ユエン）さんによると、65ヘクタールほどある農(nóng)地では落花生のほか、トウモロコシや小麥を栽培しているが、2017年に始めて以降、毎年のように付近の村民による「竊盜」や「略奪」に悩まされてきた。落ちたものについては拾って持って行ってもかまわないというが、未収穫のものにまで手を付けるほか、夜中にヘッドライトを裝著して盜みに來る人もいるという。袁さんは「數(shù)百人は來るので警察に通報(bào)しても意味がない」とお手上げ狀態(tài)だ。

農(nóng)地がある大里王村の幹部は「落花生を盜みに來るのは主に別の村の村民。村の中ではこの問題をみんな認(rèn)識(shí)している。だが、（盜みに來る）人が多すぎて全く管理しきれない」と話し、メディアに大きく報(bào)じてもらって地方（上級(jí)）政府に重視され、村民に対して「竊盜は違法である」と意識(shí)させる教育を行ってほしいと訴えている。

ネット上では村民の違法行為やそれを取り締まらない當(dāng)局への批判の聲が殺到しており、「見苦しい」「これはもう村民じゃなく盜賊」「違法行為をしても捕まえないのはなぜだ？」「強(qiáng)盜じゃないか。法律は集団に対しては適用されないとでもいうのか？」「現(xiàn)地の公安局長(zhǎng)は酒を飲むことしかできないのか？」といったコメントが並んでいる。（翻訳?編集/北田）