“風(fēng)のレストラン”校庭で給食―チベット自治區(qū)定日県

2007年5月31日、チベット自治區(qū)シガツェ地區(qū)定日県にある曲宗巴松完小學(xué)校を訪ねた。海抜4700mに位置するこの小學(xué)校は、世界でもっとも高地にある小學(xué)校のひとつ。

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給食時(shí)になると300人を超す児童たちは、校庭に出て行く。地面に輪になって座り、配られた食事をみんなで食べるのだ。この日のメニューは白飯におかずをかけたもの。***

白飯やおかずの入った鍋はもちろん、食器も全部地面に置かれている。學(xué)校側(cè)の説明では、食堂を建てたいのだがお金がなくてできないとのこと。この小學(xué)校の児童はどんな天候の日でも、外で食事をとらなくてはならない。

新華社通信によると、チベット鉄道の開(kāi)通や投資?消費(fèi)の成長(zhǎng)の後押しで、今年第1四半期（1?3月）、チベット自治區(qū)のGDPは06年同期比17％増の64億1000萬(wàn)元に達(dá)し、過(guò)去10年で最高の伸び率を記録したという。(翻訳?編集/本郷智子)