米誌ニューズウィーク（電子版）は2日、「米國(guó)のアジアの同盟國(guó)である日本と韓國(guó)は、懸念にもかかわらず、中國(guó)とのより良い関係を構(gòu)築する」と題した記事を掲載した。中國(guó)共産黨機(jī)関紙、人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が4日、その內(nèi)容を要約して次のように伝えている。

アジア太平洋地域で大國(guó)間の競(jìng)爭(zhēng)が激化する時(shí)代に、米國(guó)の同盟國(guó)である日本と韓國(guó)は、強(qiáng)硬な北京に対する地政學(xué)的な根強(qiáng)い懸念にもかかわらず、中國(guó)の重要性を認(rèn)識(shí)し、緊密な関係への投資を続けている。

ワシントンが中國(guó)に立ち向かうよう國(guó)際社會(huì)に呼びかける中、東京とソウルの新たな戦略が生まれている。ホワイトハウスは各國(guó)に中國(guó)との関係を再考するよう促しているが、アジア太平洋地域の國(guó)々は対立を選択肢とは考えていない。

日本の外務(wù)省はニューズウィークの取材に対し、「中國(guó)は世界第2位の経済大國(guó)であり、日中関係は日本にとって最も重要な二國(guó)間関係の一つだ」と語(yǔ)っている。韓國(guó)にとって中國(guó)との関係は、28年前に両國(guó)が外交関係を樹立して以來(lái)、さらに大きく変化している。

どちらの國(guó)も、中國(guó)との取引における深刻な課題を認(rèn)識(shí)している。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の下で、米國(guó)はこの地域に対する中國(guó)の主張に挑戦することを優(yōu)先事項(xiàng)としている。こうした?jī)A向はオバマ前大統(tǒng)領(lǐng)の時(shí)代に始まった。オバマ政権は韓國(guó)にTHAADと呼ばれる高度なミサイル防衛(wèi)システムを配備することにより、中國(guó)との紛爭(zhēng)を開始した。

東京と同様にソウルは、爭(zhēng)いがあるにもかかわらず、北京との関係のバランスをとろうとしている。韓國(guó)の外務(wù)省はニューズウィークに対し、「新型コロナウイルス感染癥による制約にもかかわらず、韓國(guó)と中國(guó)は、対面および非対面の外交を含むさまざまなルートを通じて、二國(guó)間の高レベルのコミュニケーションと交流を継続している」と述べている。

一方、トランプ政権の韓國(guó)へのアプローチは、數(shù)十年にわたる両國(guó)の関係を試している。韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は、北朝鮮との直接的なトップレベルの外交というトランプ氏の前例のないアプローチを受け入れたが、いかなるディール（取引）も発生していない。米國(guó)の指導(dǎo)者はまた、韓國(guó)に在韓米軍の駐留経費(fèi)をもっと多く負(fù)擔(dān)させようと厳しい姿勢(shì)を示している。

米軍の駐留の將來(lái)が不透明であるため、韓國(guó)當(dāng)局はこの質(zhì)問(wèn)を公に提起した。韓國(guó)の李秀赫（イ?スヒョク）駐米大使は、國(guó)會(huì)外交統(tǒng)一委員會(huì)の駐米大使館オンライン國(guó)政監(jiān)査で、「70年前に韓國(guó)が米國(guó)を選択したため、これからも70年間、米國(guó)を選択する訳ではない」とした上で、「今後も米國(guó)を愛(ài)すことができて、國(guó)益となるのであれば、米國(guó)を選択することになる」とし、ソウルは韓國(guó)の最大の貿(mào)易相手である北京との経済関係の重要性を認(rèn)識(shí)していると述べている。

韓國(guó)と中國(guó)も防衛(wèi)関係を築いており、THAAD問(wèn)題についても進(jìn)展が見(jiàn)られる。ソウルは、現(xiàn)在のTHAADシステムを維持することと引き換えに、追加の米國(guó)主導(dǎo)のミサイル防衛(wèi)システムを配備しないことに同意し、またワシントンと東京との三國(guó)間の軍事同盟を構(gòu)築しないことに同意した。日本もまた、米國(guó)のミサイル防衛(wèi)システムを購(gòu)入する計(jì)畫から後退している。

米國(guó)は、日米豪印戦略対話（クアッド）のパートナー國(guó)であるオーストラリア、インド、日本と協(xié)力して、中國(guó)の広大な領(lǐng)土主張に対抗する「自由で開かれたインド太平洋」の実施に専念している。

しかし特に東京は、クアッドを北京に対する陰謀として描寫することに警戒している。日本の外務(wù)省は、4カ國(guó)の枠組みについて、「自由で開かれたインド太平洋の推進(jìn)や、質(zhì)の高いインフラ整備、海上安全保障、テロ対策などの共通の課題に取り組むための具體的な協(xié)力を促進(jìn)するための幅広い議論を行うフォーラムであり、特定の國(guó)に焦點(diǎn)を當(dāng)てているわけではない」としている。（翻訳?編集/柳川）