Record China 2020年11月6日(金) 18時40分
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臺灣が米國から購入したハープーン地対艦ミサイルを中國本土に近い島しょ地域に前進配備すると韓國紙が報じた。前進配備は中國軍の進攻に備えた対抗策の一環(huán)とみられる。
臺灣が米國から購入したハープーン地対艦ミサイルを中國本土に近い島しょ地域に前進配備すると韓國紙が報じた。中臺間では中國軍機が最近、連日のように臺灣の防空識別圏(ADIZ)に進入するなど、緊張が高まっている。前進配備は中國軍の進攻に備えた対抗策の一環(huán)とみられる。
ハープーンは亜音速で敵レーダーに発見されないように海面ぎりぎりの低高度を飛翔する巡航型の対艦ミサイル。最終誘導用にレーダーを搭載し洋上の艦船を捜索して突入する。AFP通信などによると、米政府は10月26日、ハープーン沿岸防衛(wèi)システム100基、最大射程125キロのRGM-84L-4ハープーンブロックII地上発射型ミサイル400基などを24億ドル(約2500億円)で臺灣に売卻することを承認したと発表した。
中國共産黨機関紙?人民日報の電子版によると、國防部の任國強報道官は27日、米國による臺灣への武器売卻について、「臺灣問題は中國の主権および領土的一體性、核心的利益に関わるものであり、いかなる外國の干渉も斷じて許さない」と強調(diào)?!钢堡沥伺_灣地區(qū)への武器売卻計畫を撤回し、臺灣地區(qū)との軍事的結(jié)び付きおよび臺灣地區(qū)への武器売卻を止め、臺灣関連の問題を慎重に取り扱うよう強く促す」と述べた。
ハープーンの前進配備に関して、韓國?中央日報は臺灣紙?自由時報などの記事を紹介?!概_灣國防部のシンクタンクである國防安全研究院(INDSR)の研究報告書を引用し、ハープーン海岸防衛(wèi)システムを臺灣本島周辺の島しょ部に配置すると報道した」と伝えた。
記事によると、ハープーン地対艦ミサイルが配備されるのは馬祖、澎湖地域。馬祖島は臺灣から200キロ以上離れているが、中國本土からは約40キロと目と鼻の先だ。澎湖諸島は臺灣の西約50キロに位置する。
INDSRの蘇紫雲(yún)研究員は「米國が臺灣に売卻した先端兵器には効果的に目標物を識別できるレーダー車両25臺が含まれている」と指摘。今後米國が追加売卻予定の攻撃?偵察用無人攻撃機(ドローン)「MQ9リーパー」まで導入されるならば、臺灣の長距離精密打撃能力が強化されると説明したという。
一方、臺灣?中央通信社によると、國防部(國防省)は中國軍機が9月16日から今月3日までに33回にわたって臺灣南西のADIZに入ったと公式サイトで公表した。厳徳発國防部長(國防相)は4日、立法院(國會)外交?國防委員會の答弁で、1月からこれまでに延べ276機の中國軍機が臺灣南西のADIZに進入したと説明。中國が南シナ海で軍事拠點化を進め、4月には南シナ海に新たな行政區(qū)を設置すると発表したことに觸れ、これらの目的はADIZ設定のためだとの見解を述べた。(編集/日向)
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