臺(tái)灣が米國(guó)から購(gòu)入したハープーン地対艦ミサイルを中國(guó)本土に近い島しょ地域に前進(jìn)配備すると韓國(guó)紙が報(bào)じた。中臺(tái)間では中國(guó)軍機(jī)が最近、連日のように臺(tái)灣の防空識(shí)別圏（ADIZ）に進(jìn)入するなど、緊張が高まっている。前進(jìn)配備は中國(guó)軍の進(jìn)攻に備えた対抗策の一環(huán)とみられる。

ハープーンは亜音速で敵レーダーに発見されないように海面ぎりぎりの低高度を飛翔する巡航型の対艦ミサイル。最終誘導(dǎo)用にレーダーを搭載し洋上の艦船を捜索して突入する。AFP通信などによると、米政府は10月26日、ハープーン沿岸防衛(wèi)システム100基、最大射程125キロのRGM-84L-4ハープーンブロックII地上発射型ミサイル400基などを24億ドル（約2500億円）で臺(tái)灣に売卻することを承認(rèn)したと発表した。

中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)の電子版によると、國(guó)防部の任國(guó)強(qiáng)報(bào)道官は27日、米國(guó)による臺(tái)灣への武器売卻について、「臺(tái)灣問(wèn)題は中國(guó)の主権および領(lǐng)土的一體性、核心的利益に関わるものであり、いかなる外國(guó)の干渉も斷じて許さない」と強(qiáng)調(diào)?！钢堡沥伺_(tái)灣地區(qū)への武器売卻計(jì)畫を撤回し、臺(tái)灣地區(qū)との軍事的結(jié)び付きおよび臺(tái)灣地區(qū)への武器売卻を止め、臺(tái)灣関連の問(wèn)題を慎重に取り扱うよう強(qiáng)く促す」と述べた。

ハープーンの前進(jìn)配備に関して、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は臺(tái)灣紙?自由時(shí)報(bào)などの記事を紹介。「臺(tái)灣國(guó)防部のシンクタンクである國(guó)防安全研究院（INDSR）の研究報(bào)告書を引用し、ハープーン海岸防衛(wèi)システムを臺(tái)灣本島周辺の島しょ部に配置すると報(bào)道した」と伝えた。

記事によると、ハープーン地対艦ミサイルが配備されるのは馬祖、澎湖地域。馬祖島は臺(tái)灣から200キロ以上離れているが、中國(guó)本土からは約40キロと目と鼻の先だ。澎湖諸島は臺(tái)灣の西約50キロに位置する。

INDSRの蘇紫雲(yún)研究員は「米國(guó)が臺(tái)灣に売卻した先端兵器には効果的に目標(biāo)物を識(shí)別できるレーダー車両25臺(tái)が含まれている」と指摘。今後米國(guó)が追加売卻予定の攻撃?偵察用無(wú)人攻撃機(jī)（ドローン）「MQ9リーパー」まで導(dǎo)入されるならば、臺(tái)灣の長(zhǎng)距離精密打撃能力が強(qiáng)化されると説明したという。

一方、臺(tái)灣?中央通信社によると、國(guó)防部（國(guó)防?。─现袊?guó)軍機(jī)が9月16日から今月3日までに33回にわたって臺(tái)灣南西のADIZに入ったと公式サイトで公表した。厳徳発國(guó)防部長(zhǎng)（國(guó)防相）は4日、立法院（國(guó)會(huì)）外交?國(guó)防委員會(huì)の答弁で、1月からこれまでに延べ276機(jī)の中國(guó)軍機(jī)が臺(tái)灣南西のADIZに進(jìn)入したと説明。中國(guó)が南シナ海で軍事拠點(diǎn)化を進(jìn)め、4月には南シナ海に新たな行政區(qū)を設(shè)置すると発表したことに觸れ、これらの目的はADIZ設(shè)定のためだとの見解を述べた。（編集/日向）