2020年11月6日、韓國(guó)日?qǐng)?bào)は、韓國(guó)北東部?江原道の最前線地域にあるGOPに設(shè)置された鉄柵を超えて韓國(guó)側(cè)に入った北朝鮮の民間人男性の身柄を軍當(dāng)局が4日に確保したが、依然として多くの疑問點(diǎn)が殘っていると報(bào)じた。

記事によると、韓國(guó)の合同參謀本部は4日の會(huì)見で、鉄柵を越えた人物について「北朝鮮の民間人男性」と発表した。男性の供述と服裝から「民間人」と判斷したという。

ところが記事は「男性の行動(dòng)を見ると非凡な部分が多い」とし、「男性は2～3メートルのGOP鉄柵を越えた後、14時(shí)間にわたって兵力を総動(dòng)員した韓國(guó)軍の追跡をかわしたが、これが民間人に可能だろうか」と疑問を呈している。さらに「男性が調(diào)査で亡命の意思を示した點(diǎn)も釈然としない」とし、「亡命の意思がある北朝鮮の民間人なら、わざわざ夜間にこっそりと鉄柵を越える理由がない」と指摘している。韓國(guó)の情報(bào)當(dāng)局は、男性が民間人に扮して韓國(guó)への侵入を試みた北朝鮮軍である可能性も念頭に置いて調(diào)査を進(jìn)めているという。

また、合同參謀本部は韓國(guó)入りを試みたのは同男性1人のみと判斷して現(xiàn)地捜索作戦を終了させたというが、記事は「『監(jiān)視裝備に軍服を著た人物が映っていた』との主張もあり、『捕まった男性と共に韓國(guó)入りを試みて北朝鮮に戻った人物がいるのではないか』との予測(cè)も出ている」と伝えている。

さらに、2400億ウォン（約220億円）を投じたGOP科學(xué)化警戒システムが作動(dòng)しなかった原因をめぐっても、システム自體の欠陥の可能性や、感知センサーの電源が切られていた、もしくは感度が落ちるよう調(diào)節(jié)されていた可能性が指摘されている。感知センサーは強(qiáng)風(fēng)や動(dòng)物の接觸により反応することがあるため、部隊(duì)が電源を切ったり感度を調(diào)節(jié)することがたまにあるという。

これに韓國(guó)のネットユーザーからは「決心さえすれば南北を行ったり來たりできるということか。これは深刻な問題だ」「最近の軍隊(duì)は全く軍隊(duì)らしくない」「數(shù)カ月後には北朝鮮の軍人が団體で韓國(guó)入りしそう」「何千億ウォンもかけて設(shè)置したセンサーが感知できないなんて。これじゃあすぐに穴が開く韓國(guó)軍の防弾チョッキと同じだよ」「鉄柵を越えたのに気付かなかっただと？いっそそのお金でセコムを設(shè)置して警備を任せた方がいい」など不安の聲が続出している。

また、「スパイだよ。金正恩（キム?ジョンウン委員長(zhǎng)）がこっそり送ったんだ」「捕まったら亡命、捕まらなかったらスパイか特殊訓(xùn)練…」「現(xiàn)政権と內(nèi)通するスパイが韓國(guó)と北朝鮮にたくさんいると思う」などと予想する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）