中國中央電視臺（中國中央テレビ）は6日、太原衛(wèi)星発射センターで北京時間同日午前11時19分（日本時間同午後0時19分）に打ち上げられた長征6號ロケットが、衛(wèi)星13基の軌道への投入に成功したと伝えた。

長征6號はまず、アルゼンチン企業(yè)から委託されたNewSat9－18（ニューサット9－18）の軌道への投入に成功した。NewSat9－18は重量41キログラムの衛(wèi)星10基から成る。いずれも、宇宙空間から地表面の利用狀況などを観測するリモートセンシング用の衛(wèi)星だ。

長征6號はさらに、衛(wèi)星「電子科技大學(xué)號」と「北航空事衛(wèi)星1號」、「八一03號」の軌道投入にも投入した。「電子科技大學(xué)號」はスマート?シティー建設(shè)や農(nóng)林業(yè)の災(zāi)害狀況観測、「北航空事衛(wèi)星1號」は通信技術(shù)の実験に用いられる?！赴艘?3號」は青少年の科學(xué)教育に利用するための衛(wèi)星で、日本の中學(xué)校から高等學(xué)校に相當する課程をもつ太源市進山中學(xué)の生徒も、衛(wèi)星づくりに參加したという。

長征6號の初の打ち上げは2015年9月で、今回を含めて過去4回の打ち上げにすべて成功している。

衛(wèi)星打ち上げについては、費用削減のための様々な方法が試みられている。複數(shù)の衛(wèi)星を同時に打ち上げるのも、その一つ。米國のスペースX社が開発したロケット「ファルコン9」は2018年12月に、小型衛(wèi)星64基の軌道投入に成功している。「ファルコン9」はそれ以降も衛(wèi)星60基の軌道投入に繰り返し成功している。（翻訳?編集/如月隼人）