中國のソフトパワーが西洋に教えること―香港メディア

Record China    2020年11月12日(木) 6時0分

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香港英字メディアのアジア?タイムズ?オンラインは7日、「中國とアジアのソフトパワーが西洋に教えること」と題する記事を掲載した。資料寫真。

香港英字メディアのアジア?タイムズ?オンラインは7日、「中國とアジアのソフトパワーが西洋に教えること」と題する記事を掲載した。中國共産黨機関紙、人民日報系の環(huán)球時報(電子版)が9日、その內(nèi)容を要約して次のように伝えている。

アジアのポップカルチャー大國である日本と韓國のコンテンツが世界で急増している一方で、人口統(tǒng)計學(xué)的、産業(yè)的、技術(shù)的な「巨人」である中國のソフトパワーの投影はなぜ劣っているのか。

料理、文學(xué)、デザイン、武術(shù)など、中國の伝統(tǒng)文化は世界中で受け入れられてきたが、現(xiàn)代中國の文化的産物の影響力は、國の経済規(guī)模に比べてはるかに小さい。中國のエンターテインメント製品は何十年もの間、そのような狀況にあるが、だからといってその水準(zhǔn)が標(biāo)準(zhǔn)以下であるというわけではない。

世界規(guī)模で見ると、中國の現(xiàn)代映畫の最高潮は、1990年代後半から2000年代初期に、著名な映畫監(jiān)督の作品によってもたらされた?,F(xiàn)在、市場はシフトしている。中國の中間所得層の拡大は、シネプレックスなどのレジャーサービスの成長を後押ししている。日系米國人の映畫プロデューサー、Keiko Hagihara Bang氏によると、世界中に「チャイナウェーブ」が発生しない理由の一つは、中國には映畫館がたくさんあり、人口も多いので、平均的な作品でも稼げてしまうことにある。Bang氏は、「中國にはコンテンツがあるが、中國人は外の世界を気にしない。自國の市場が巨大なため、世界の他の地域を必要としない」と述べている。

しかし、中國には外の世界から注目や評価をされていない創(chuàng)造的、技術(shù)的、商業(yè)的なイノベーションがある。Bang氏は、「中國の獨自の並外れたアプリやデジタルエンゲージメント文化の開発について、西側(cè)には學(xué)ぶべきことがたくさんある」と指摘する。オンライン上では、デジタル決済機能が文化コンテンツと同期し、新しい収益機會を可能にしている。Bang氏によると、中國のあるグルメ番組では、畫面上に二次元コードが表示され、視聴者は棚の上の食材までほぼすべてのものを購入しようとする。これがエンゲージメントであり、雙方向性だ。

中國人はハイパーエンゲージメント文化を世界の他の地域で開発されたプラットフォーム上で改善している。その代表例がTikTokだ。Bang氏によると、「私たちは國境のない文化と経済の臺頭を目の當(dāng)たりにしており、若い世代の人たちはそれがどの國で生まれたかを気にしていない。彼らはクールなもののファンになる」という。

アジア域內(nèi)での製作と販売の拡大は、拡大し続けるデジタル空間を埋めている。これは、ポップカルチャーの巨人だったハリウッドでは不可能なことであり、デジタルリテラシーを備えたアジアのコンテンツプレーヤーや企業(yè)が西洋に教えなければならない教訓(xùn)でもある。

Bang氏は、「これが、私たちが中國から學(xué)んだ真のアジアのスピンであり、エンゲージメントエコノミーだ。ソフトパワー戦爭の勝敗は、最終的には政治や巨額の資金によってではなく、私たちの制作物に対するファンのエンゲージメント率によって決まると考えるが、このことは歐米ではあまり理解されていない」と述べている。(翻訳?編集/柳川)

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