2014年3月17日、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「建設(shè)現(xiàn)場で働く農(nóng)民工が中國の開発ブームに払った代償」と題した記事を掲載し、建設(shè)労働者として働く「農(nóng)民工（出稼ぎ労働者）」が不當(dāng)に安い賃金で働かされている現(xiàn)狀を指摘した。18日付で環(huán)球時報が伝えた。

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中國では近年の開発ブームを背景に、農(nóng)民工が暴力や脅しを受け、當(dāng)初の契約よりも安い賃金で働かされるという事態(tài)が深刻化している。中國政府の2012年の統(tǒng)計データによると、都市部の建設(shè)現(xiàn)場で働く農(nóng)民工は4000萬人おり、12億元（約200億円）規(guī)模に上る開発?建築産業(yè)を支えている。しかし、農(nóng)民工の賃金未払いや無賃労働、不十分な保障體系などの問題は深刻化しており、専門家は「労災(zāi)保険などの保障をきちんと受けられないばかりか、デベロッパーと政府の癒著により、賃金の未払いや暴力などにさらされている。著しい労働搾取と腐敗がはびこっているのが現(xiàn)狀だ。中國の建設(shè)業(yè)は今や無法地帯だ」と指摘している。

労働法では企業(yè)と農(nóng)民工が事前に賃金や福利厚生などの労働條件を定めた労働契約書をを交わすよう定められているが、おろそかにされることが多く、口頭だけで雇用契約が結(jié)ばれることがほとんどだ。そして、企業(yè)は暴力団を雇い、農(nóng)民工を脅迫する。このような現(xiàn)狀について、専門家は「企業(yè)や暴力団が法によって罰せられたことはこれまでに一度もない。業(yè)界全體に癒著や腐敗がはびこっていることを考えると、農(nóng)民工の正當(dāng)な賃金や労働條件を求めて戦うのは簡単なことではない」と指摘。このような劣悪な環(huán)境にもかかわらず、農(nóng)民工たちはまた建設(shè)現(xiàn)場に戻ってくる。働き口があるだけで十分だと考えているためだという。（翻訳?編集/XC）