2014年3月17日、スウェーデンのストックホルム國(guó)際平和研究所（SIPRI）は、2009?2013年の世界の通常兵器取引に関する報(bào)告書を発表した。報(bào)告書によると、中國(guó)がフランスを抜いて武器輸出量第4位に順位を上げた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

兵器輸入量では、アジア?オセアニアが04年?08年から7％増加し、世界全體の47％を占めた。歐州は21％から14％に減少している。

兵器輸入量の上位5カ國(guó)はインド（14％）、中國(guó)（5％）、パキスタン（5％）、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦（4％）、サウジアラビア（4％）で、輸出量上位5カ國(guó)は米國(guó)（29％）、ロシア（27％）、ドイツ（7％）、中國(guó)（6％）、フランス（5％）の順となっている。

最も多く兵器を輸入している地域はアジアで、裝備の近代化を推進(jìn)している灣岸諸國(guó)から2カ國(guó)が上位5位におどり出た。インドとパキスタンの輸入量がそれぞれ倍増しており、両國(guó)が依然として激しい軍拡競(jìng)爭(zhēng)を展開(kāi)していることを物語(yǔ)っている。

中國(guó)による兵器輸出の増加も注目を集めている。昨年、中國(guó)は英國(guó)を抜いて世界第5位に順位を上げていたが、今回はフランスを抜いて第4位となった。2004年?2008年と比較すると、中國(guó)の兵器輸出量は3倍以上に増加し、世界全體で占める割合は2％から6％となった。

中國(guó)は過(guò)去5年間で途上國(guó)を中心として35カ國(guó)に兵器を供給しており、4分の3近くがパキスタン、バングラデシュ、ミャンマーに輸出されている。従來(lái)、中國(guó)の兵器輸出はローエンド製品が中心だったが、現(xiàn)在ではハイエンド兵器の製造メーカーが歐米に肩を並べようとしているとの指摘がある。2013年にはNATO加盟國(guó)のトルコが地対空ミサイルシステムを中國(guó)から導(dǎo)入するなど、中國(guó)の影響力が拡大を続けている。（翻訳?編集/岡本悠馬）