2014年3月18日、臺灣メディアによると、臺灣南開科技大學の學生5人が衛(wèi)星寫真でマレーシア機らしき物體を発見したとの報道に対し、臺灣の航空宇宙工學専門家が否定的見解を示した。中國臺灣網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

臺灣南開科技大學の學生5人は17日午後3時ごろ（現(xiàn)地時間）、米衛(wèi)星畫像大手デジタルグローブがインターネット上に公開した2萬枚以上の衛(wèi)星寫真のなかから、森のなかに墜落した航空機を発見した。

この航空機が消息を絶ったマレーシア航空MH370便ではないかとの聲に対し、衛(wèi)星寫真解析の専門家で臺灣成功大學航空宇宙工學部の苗君易（ミャオ?ジュンイー）特任教授は、該當する衛(wèi)星寫真を見て「その可能性は低いだろう」と首を振った。

苗教授は「この衛(wèi)星寫真がいつ撮られたものかも分からず、マークや機體番號も識別できないことから、マレーシア航空機と斷定することは不可能。また、ここに寫っている航空機の機體には破損や炎上の跡が見られず、墜落していることさえ判別できない」と指摘した。

しかし、「衛(wèi)星寫真は雲(yún)にさえぎられない限り、理論上死角は存在しない。マレーシア航空機が故意に隠されない限り、衛(wèi)星寫真に寫り込む可能性はある」とも話している。（翻訳?編集/本郷）