2020年11月13日、海外網(wǎng)は、オーストラリアの元駐中國(guó)大使が「もし中國(guó)との関係が悪化したら、オーストラリアはさらに貧しくなる」との見(jiàn)解を示したと報(bào)じた。

記事は、豪日刊紙オーストラリアンの12日付報(bào)道を引用。同國(guó)のジェフ?ラビー元駐中國(guó)大使が、同國(guó)政府に対して中國(guó)との協(xié)力が必要であり、より多くの和解的な言葉によって両國(guó)関係を修復(fù)することを試みる必要があると述べたことを伝えた。

報(bào)道によれば、同元大使は話の中で「わが國(guó)の対中商品輸出額が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の10％を占めていることを、政府は忘れてはいけない」とした上で、豪州にとって非常に重要なことは強(qiáng)く活力に満ちた経済環(huán)境であり、仮に中國(guó)との関係を悪化させ続ければ「わが國(guó)は一層貧しく、安全でない國(guó)になる」との見(jiàn)方を示している。

また「中國(guó)は世界で最も高速に発展している主要経済國(guó)であり、生まれてこの方、中國(guó)のように急成長(zhǎng)する國(guó)を見(jiàn)たことがない。それゆえ、中國(guó)との確固たる経済協(xié)力関係を確保することこそ、わが國(guó)の國(guó)益につながるのだ」と主張した。

同元大使は2007～11年に駐中國(guó)大使を務(wù)めており、現(xiàn)在は石炭會(huì)社の理事として活動(dòng)する傍ら、同紙のコラムニストも擔(dān)當(dāng)しているという。記事は、同元大使がこのほど発表した著書(shū)內(nèi)でも「外交の要點(diǎn)は、參加と対話の能力を保持することであり、『発言する聲の大きさ』ではない。わが國(guó)は、自身に課された問(wèn)題について、考えをめぐらせるべきだ」とし、日々悪化しているとされる対中関係について冷靜に考え直す必要性を指摘したことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）