中國が「米空母攻撃能力」を誇示、青海省で発射したミサイルが南シナ海航行する標的に命中―香港英字紙

Record China    2020年11月16日(月) 7時20分

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中國が青海省と浙江省で発射したミサイルが南シナ海航行する標的に命中させていたことが分かった。米軍は「空母を攻撃すれば深刻な事態(tài)」と抗議していた。寫真は浙江省で発射されたDF-21系統(tǒng)の対艦ミサイル。

香港の英字紙「サウスチャイナ?モーニング?ポスト」は14日、中國が8月に青海省などで発射したミサイルを南シナ海のパラセル諸島(西沙諸島)付近を航行する標的船に命中させていたと報じた。中國空軍の退役大佐で、現(xiàn)在は北京航空航天大學戦略問題研究センター主任を務める王湘穂氏が語ったという。

発射したミサイルは2種で、うちDF26-B(東風26-B)は青海省內で、DF-21Dは浙江省內で発射された。事実とすれば、DF26-Bは中國內陸部から2000キロメートル程度かそれ以上を飛行して、海上の動く標的に命中したことになる。一般に、遠距離から動く標的を狙って命中させることは難度が高いとされる。

當時は、中國軍が渤海灣で実弾演習を実施し、米國側が高高度を飛行する偵察機のU-2を飛ばして情報を収集するなどの狀況があった。中國側は米側がU-2を飛行させてから數(shù)日後にミサイルを発射した。王氏は、ミサイル発射を米側の挑発に応じたものと説明した。

中國によるミサイル発射直後にスイス?ジュネーブ駐在の米國武官は「ミサイルが米軍空母を攻撃すれば、深刻な結果が生じる」と、中國側に抗議したという。

これまで、中國が8月に発射したミサイルは南シナ海に落下したと伝えられていた。(翻訳?編集/如月隼人

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