2014年3月20日、米ブルームバーグによると、中國(guó)で10年前に閉鎖された石炭火力発電所による大気汚染の影響を受けた女性が生んだ子供たちに、學(xué)習(xí)能力の遅れなどの障害が多く見られることが研究の結(jié)果、明らかになった。21日付で人民日?qǐng)?bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

2004年、重慶市銅梁県の石炭火力発電所が閉鎖された。米科學(xué)誌プロスワンに掲載された米コロンビア大學(xué)と重慶醫(yī)科大學(xué)の共同研究報(bào)告によると、同発電所の閉鎖直前に生まれた新生児の臍帯（さいたい）血中のたんぱく質(zhì)が、閉鎖後に生まれた新生児に比べて極めて少なかった。このたんぱく質(zhì)は大脳の発達(dá)に不可欠だという。

さらに、閉鎖直前に生まれた子供が2歳になった時(shí)點(diǎn)で調(diào)査すると、學(xué)習(xí)能力と記憶能力に遅れが見られた。この報(bào)告の中心的執(zhí)筆者であるコロンビア大學(xué)の唐徳良（タン?ダーリアン）氏は、「これほど明確な差があるとは予想外だった。有効な政策が地域住民にどれほど大きな影響を與えることができるかを示している」と語った。

この研究報(bào)告は中國(guó)の大気汚染が住民に與える深刻な影響を裏付ける形となった。昨年10月、世界保健機(jī)関（WHO）は大気汚染物質(zhì)に発がん性があることを認(rèn)定している。（翻訳?編集/本郷）