2020年11月17日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、食品の安全性が高いとして評(píng)判の日本國(guó)內(nèi)において、毎年多數(shù)の集団食中毒が発生していると報(bào)じた。

記事は「中國(guó)では日本の食品が安全だという不思議な伝説が伝わっているが、厚生労働省の統(tǒng)計(jì)によれば、日本では毎年少なくとも1000件以上の集団食中毒が発生している」とした上で、今年6月以降に日本で発生した主な集団食中毒事例を列挙している。

紹介されたものは癥狀を訴えた人が10人以上の比較的大規(guī)模な事例で、6月が2件、7月が3件、8月が3件、9月が7件、10月が5件、11月が2件となっている。最も大きいものは6月に埼玉県八潮市內(nèi)の學(xué)校15校で発生した大腸菌による集団食中毒で、3453人が癥狀を訴えた事例だ。また、7月に滋賀県大津市の刑務(wù)所で受刑者120人が食中毒癥狀を訴えた事例、9月に東京の仕出し弁當(dāng)を食べた155人が癥狀を訴えた事例などが取り上げられた。

「食品安全大國(guó)」と稱される日本で頻発する集団食中毒の現(xiàn)狀に、中國(guó)のネットユーザーは「日本びいきには衝撃の事実だな」「日本の外務(wù)省はネット上で日本のいいイメージを植え付けるために毎年巨額の経費(fèi)を投入していることが分かった」「在日中國(guó)人、ベトナム人、韓國(guó)人がやった、とか言い出しそう」「これが日本の匠（たくみ）の精神か。ちゃんちゃらおかしい」といった感想を殘している。

また、「もしこれが中國(guó)なら、集団食中毒が発するたびに検索ワードランキングに登場(chǎng)しそうだ」という意見(jiàn)がある一方で、「いや、中國(guó)では起きてもメディアが報(bào)じないから、話題にもならない」と突っ込むユーザーも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/川尻）