コロナ禍でバタバタ潰れる日本のラーメン店、「客の気持ち」考えすぎるから?―臺灣メディア

Record China    2020年11月18日(水) 21時20分

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臺灣メディアの商業(yè)周刊はこのほど、「コロナ禍」の日本でラーメン店の閉店が相次いでいることを紹介する記事を掲載した。

臺灣メディアの商業(yè)周刊はこのほど、「コロナ禍」の日本でラーメン店の閉店が相次いでいることを紹介する記事を掲載した。記事は、米國メディアのブルームバーグを一部引用しつつ、ラーメン店閉店の背景の一つに値上げを嫌う客の気持ちを深刻に考えてしまうことがあると主張した。

記事はまず、日本では今年になってから、ラーメン店をチェーン展開する企業(yè)だけでも、34社の倒産があったと紹介。過去20年で最悪の數(shù)字になる見通しという。

東京都?新橋にあるチェーンに所屬するあるラーメン店は、わずか26席しかないが2019年には1日に500杯を売り上げていた。しかし新型コロナウイルス感染癥発生と日本政府の緊急事態(tài)宣言で狀況は一転した。営業(yè)時間を短縮し、従業(yè)員も給料が4割減になることを受け入れて店の経営を応援したが、努力の甲斐もなく20年近く続いたこの店は姿を消すことになったという。

記事は、日本のラーメン店の多くでは、困難な時期を乗り切るためには従業(yè)員の給料をカットするが、それでも値上げをして増収を図ることはしないと紹介。同現(xiàn)象を「神奇」と表現(xiàn)した。

上記の閉店したラーメン店の元従業(yè)員は「値上げは考えられません。店が抱えたマイナスをお客様に押し付けるのは公平ではありません。感染癥の発生で、お客様の経済狀態(tài)も緊迫しています。それでも店に來ていただけるのですから」と説明したという。

記事は、米國のブルームバーグが指摘した、日本の消費者の「デフレ心理」にも言及した。日本では7年間にわたり大型の景気刺激策が実施されたが、それ以前に長期間にわたって形成された「デフレ心理」から脫卻していないという。記事は、日本の企業(yè)はコスト上昇を消費者に転嫁しないことを前提にしていると論じた。

記事はさらに、日本でも最近は、コロナ禍の中で「値上げを?qū)W習(xí)」したラーメン店が出現(xiàn)していると説明。ランチセットをこれまで1000円で販売していたラーメン店が、1500円に値上げした例を紹介した。

同店の場合、従業(yè)員は「お客様に申し訳ない」と値上げには反対した。最終的に同意はしたが、店主の一存で値上げに踏み切ったとの説明を店の外に掲示して、従業(yè)員は賛成していないことを示すよう、あくまでも求めたという。

記事は、日本政府にも根絶が困難だった日本人の「デフレ心理」が、感染癥の流行が原因でぐらついているのかもしれないと論じた。(翻訳?編集/如月隼人

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