2020年11月21日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)統(tǒng)一部の李仁栄（イ?インヨン）長(zhǎng)官が「新型コロナウイルス感染癥のワクチンが確保されれば北朝鮮と分ける」との考えを示唆したことに対し、最大野黨「國(guó)民の力」が「大韓民國(guó)の閣僚であることを自覚せよ」と批判した。

李長(zhǎng)官は18日、KBSのインタビューに応じ「治療薬とワクチンで相互に協(xié)力できれば、北朝鮮としては防疫による経済的犠牲から多少、脫する契機(jī)になるだろう」「足りないものを分け合うことこそ、真の分かち合いだ」との考えを示したという。

國(guó)民の力の鄭鎮(zhèn)碩（チョン?ジンソク）議員（國(guó)會(huì)外交統(tǒng)一委員會(huì)所屬）は自身のフェイスブックで李長(zhǎng)官の発言に言及し、「感染者が1人もいない北朝鮮にワクチン共有とは何事か…」と書(shū)き込んだ。その後の中央日?qǐng)?bào)の電話(huà)取材でも「（韓國(guó)も）ワクチンを確保できていない狀況で、北朝鮮と分けようと公言することは、韓國(guó)閣僚として不適切だ」と指摘したという。

北朝鮮問(wèn)題専門(mén)家らも「北朝鮮は新型コロナ防疫を理由に韓國(guó)國(guó)民を射殺した。また、感染者0人と宣伝もしている。李長(zhǎng)官は、市民団體の代表ではなく韓國(guó)の閣僚だということを自覚すべきだ」と批判しているという。

また、記事は「この発言により、米國(guó)や日本に比べ韓國(guó)のワクチン確保が不十分だという現(xiàn)狀が改めて指摘された」とも。ワクチン確保実績(jī)は「日本が3億に対し韓國(guó)は0」だとし、「そのような狀況で北朝鮮の心配ばかりしているのか」「他國(guó)が先を爭(zhēng)ってワクチンを入手している中で（韓國(guó)は）対応が遅く、國(guó)民は不安を抱いている」などの聲が上がっていると伝えた。

なお、北朝鮮は李長(zhǎng)官の発言の後、「労働新聞」論説を通じ「外部の支援は受けない」という従來(lái)の立場(chǎng)を改めて強(qiáng)調(diào)した。

韓國(guó)のネットユーザーからは「韓國(guó)統(tǒng)一部のトップが、まるで主敵である北朝鮮の優(yōu)等生のようだ。國(guó)民數(shù)百人がコロナで命を落としているのに、助けはいらないと言ってる北朝鮮に分けようだなんて、あきれた発言だ」「武漢から新型コロナが拡散した時(shí)、人道主義的観點(diǎn)から國(guó)民も入手が困難だったマスクを100萬(wàn)枚、中國(guó)に送った。その結(jié)果はどうだった？」「暇さえあれば北、北、北の心配ばかり。國(guó)民の心配などこれっぽっちもしない」「今も北の核兵器工場(chǎng)はフル稼働中だというのに、統(tǒng)一部のトップが言うことか」「ワクチンをどれだけ確保できるかも分からない狀況で、北にあげることから考えているとは。國(guó)民の命より、人民の命が優(yōu)先なんだな」など、批判の聲が殺到している。（翻訳?編集/麻江）