中國(guó)江蘇省にある南京師範(fàn)大學(xué)の構(gòu)內(nèi)で「旭日旗」が掲示されたことが物議を醸している。

19日、あるネットユーザーが、同大學(xué)で行われたイベントブースで旭日旗が掲示されていたと報(bào)告。動(dòng)畫には、屋外に設(shè)置されたテントに中央の赤い丸から放射狀に線が伸びる旭日旗のような紙が貼られている様子が映っていた。

これを受け、「調(diào)査を行った」という同大學(xué)の発表によると、旭日旗の掲示があったのは今月14日に同大學(xué)內(nèi)の學(xué)院が行った「學(xué)生國(guó)際文化展示活動(dòng)」の中でのことで、日本ブースを擔(dān)當(dāng)した學(xué)生がネットで日本に関する素材を探していた際に、旭日旗を日本國(guó)旗と勘違いしてダウンロード、印刷し、貼り付けたという。

掲示されたのは午前9時(shí)のことで、同10時(shí)ごろには主催者が発見し指摘。當(dāng)該學(xué)生が撤去した。學(xué)生はネット上で「過(guò)ちを認(rèn)めて謝罪した」という。その後、大學(xué)はイベントを行った學(xué)院と當(dāng)該學(xué)生を厳しく指導(dǎo)し、「深い反省」を求めたとのこと。

ネットユーザーからは「大學(xué)生が日本の國(guó)旗も知らないのか？」「高校で歴史とか地理とか、勉強(qiáng)してないの？」「日本の國(guó)旗をネットで調(diào)べる？小學(xué)生以下だな」「日本の國(guó)旗を間違えるってちょっと信じられない」「私は知っててわざとやったと思っている」などの聲が上がった。中には大手検索サイトの「百度」で「日本の旗」と検索した結(jié)果のキャプチャ畫像を掲載、多くが日章旗で旭日旗は少數(shù)であることを挙げ、「故意ではないとは言えないのでは？」と指摘している。

一方で、一部には「実際、私もこの旗（旭日旗）と日本國(guó)旗の詳しい違いはよく分からない」「同級(jí)生に聞いてみたけど、確かに知らないという人がいた」「たぶん、どっちも日本的な要素だと感じたんでしょ。ソ連の構(gòu)成國(guó)の旗をよく知らないのと同じこと」などの聲も寄せられた。

このほか、「南京という場(chǎng)所がまずいよなあ」「南京師範(fàn)大學(xué)じゃなく、東京師範(fàn)大學(xué)に改名すべき」「ヨーロッパでナチスの旗を掲げるようなもの」「これを厳しく処罰しなければ中國(guó)は終わり」などのコメントも投稿されている。

同大學(xué)は今回の件について、「學(xué)生の日常における政治思想教育に薄弱な部分があったこと、文化活動(dòng)の管理及び指導(dǎo)の面で不足があったことを露呈するもの」だとし、「深く反省し、これをかがみとして実質(zhì)的な措置を講じ、同様の問(wèn)題の再発防止を徹底する」とした。具體的には「學(xué)生への教育の強(qiáng)化」「文化イベントの管理?指導(dǎo)の強(qiáng)化」「管理責(zé)任の明確化」などを挙げている。（翻訳?編集/北田）