中國湖南省の中學(xué)校で今月1日、バドミントンのラケットが突然折れて男子生徒の頭を直撃する事故が起きていたことが分かった。生徒は病院で2度にわたる手術(shù)を受けたが、8日夜に死亡が確認(rèn)された。

中國メディアの東方網(wǎng)によると、この生徒は今年9月に入學(xué)したばかりの1年生で、ラケットは事故當(dāng)日に校內(nèi)の売店で友人らと一緒に買ったものだった。當(dāng)時(shí)、友人がラケットにぐらつきがあるのに気付いて店に交換を求めたが、店員は「新しいのはない」と言ってテープを貼り付けただったという。生徒の両親は広東省に出稼ぎに行っており、生徒は日頃、學(xué)校の寮で生活していた。取材を受けた父親は「今年3月に出稼ぎに行ってから息子と會(huì)うことはなかった。まさかこんなことが起きるなんて」「（息子の）祖母は悲しみのあまり何度も意識(shí)を失った」などと訴えたそうだ。

事故について學(xué)校関係者は「學(xué)校は重く受け止め、店と家族の話し合いの調(diào)整に協(xié)力している」と話し、地元教育局の関係者は「売店を経営しているのは學(xué)校ではなく、合法的な手続きで請(qǐng)け負(fù)った業(yè)者だ。品質(zhì)問題が引き起こした事故で、メーカーが司法ルートを通じた解決を求めているため、われわれは介入しづらい」としている。

また、北京市のある弁護(hù)士は「學(xué)校がすべての商品を確認(rèn)することは不可能で、店側(cè)が正規(guī)の手続きを経て経営しているのであれば學(xué)校に責(zé)任はない」と強(qiáng)調(diào)し、「主な責(zé)任を負(fù)うのは生産者で、販売者は損失の拡大について責(zé)任を負(fù)うべきだ」との考えを示した。（翻訳?編集/野谷）