茂木敏充外相は20日、中國の王毅（ワン?イー）外相が24～25日の日程で來日することを明らかにした。同日日本時(shí)間午後4時(shí)40分時(shí)點(diǎn)で中國側(cè)の正式発表はまだだが、中國ではネットメディア各社が日本での報(bào)道を引用する形で速報(bào)した。中國では日本との関係構(gòu)築についての関心が高まりつつある。

中國外交部の趙立堅(jiān)報(bào)道官は16日午後の記者會(huì)見で、王外相が11月末に日本を訪問すると日本の一部メディアが報(bào)じているとして真?zhèn)韦騿枻铯欷侩Hに「日本は中國の隣國であり、両國は各レベルで密接なやりとりを続けている。あなたが質(zhì)問したことについても、協(xié)議を続けている。情報(bào)があれば、ただちに発表する」と述べた。

この回答により、中國メディアの多くが、王外相の訪日はまず間違いないとの見方を示した。

日本メディアは20日時(shí)點(diǎn)で、王外相は來日當(dāng)日の24日に茂木外相と會(huì)談すると報(bào)じたが、菅義偉首相との會(huì)談は「調(diào)整する」と報(bào)じた。しかし一部の中國メディアは菅首相との會(huì)談も「確定事項(xiàng)」として紹介した。

中國では、世界最大の自由貿(mào)易圏の登場を目指す東アジア地域包括的経済連攜（RCEP）が15日に締結(jié)され、同構(gòu)想が日本と中國の共同提案だったことからも、日中関係の構(gòu)築が改めて注目されるようになった。

中國外交の2018年ごろからの際立った特徴は、米國との対立の激化だった。貿(mào)易摩擦のエスカレートに始まり、米國側(cè)による中國企業(yè)の排斥、2020年になってからは型コロナウイルス感染癥に関連して米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)やポンペオ國務(wù)長官が中國を批判し、中國側(cè)は「米國では一部政治家が、自らの失敗から國民の目をそらすために中國に濡れ衣を著せている」などとする論調(diào)が高まった。

中國のポータル/ニュースサイトの騰訊網(wǎng)などは17日、RCEPと米國や日本を関連させて論じる記事を掲載した。アジア太平洋15カ國が參加したRCEPについて、米國內(nèi)でも「米國は徹底的に“部外者”になった」「世界は米國を必要としなくなった」との見方が出ていると紹介。

日本についてはRCEP成立のための交渉の推進(jìn)で「少なからず労をとった」と指摘。RCEPは日中両國にとって初めての自由貿(mào)易協(xié)定であり、菅首相のRCEPに対する積極姿勢は自國経済が得られる利益による面が大きいと論じた。（翻訳?編集/如月隼人）