2020年11月22日、澎湃新聞は、94歳の高齢女性が銀行の無人端末で顔認(rèn)証を求められるもカメラに屆かず家族に「抱っこ」されたことが、ネット上で物議を醸したと報(bào)じた。

記事は、湖北省広水市で94歳の高齢女性が銀行の無人端末で社會保障カードの金融機(jī)能に関する手続きをしようとしたところ、端末から顔認(rèn)証を求められたと紹介。女性は高齢により體の動きが不自由であったためそのままでは顔がカメラに映らず、付き添った家族が女性を抱き上げて何とか識別することに成功したと伝えた。

そして、この様子を撮影した動畫がネット上で紹介されると、ネットユーザーからは「銀行は踏み臺などを用意しておくべきだったのではないか」「有人のカウンターで手続きするよう誘導(dǎo)すべきだ」「家族が付き添っていたからいいが、獨(dú)り身のお年寄りだったらどうするのか」など、銀行側(cè)のサービスが不十分であると指摘する聲が多く寄せられたとしている。

その上で、當(dāng)事者の銀行である中國農(nóng)業(yè)銀行広水市支店が22日に聲明を発表し、狀況説明をするとともに、擔(dān)當(dāng)者が速やかに高齢女性の家に赴いて謝罪したことを明らかにし、「今回の件で、當(dāng)?shù)辘违旦`ビス未徹底、サービス意識の低さが露呈した。この件について心より謝罪する。今回の件を教訓(xùn)とし、サービスの質(zhì)を向上すべく努力していく」との姿勢を示したことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）