2020年11月23日、米華字メディア?多維新聞は、中國(guó)の最新型ステルス戦闘機(jī)J-20のステルス性能の秘密がこのほど出現(xiàn)した寫(xiě)真で明らかになったと報(bào)じた。

記事は、近ごろネット上でJ-20の新しい寫(xiě)真が出回っており、これまで膨らみに隠れていたインレットダクトのS字形狀が明らかになったと紹介。このダクトが同機(jī)のステルス性能に大きな役割を果たしていると伝えた。

そして、同機(jī)のインテークにはダイバータレス超音速インレット（DSI）が採(cǎi)用されており、最大有効速度がマッハ2．0に達(dá)するとした上で、境界層隔壁などが省略できるDSIの特性により、米國(guó)のF-22戦闘機(jī)に比べて重量と複雑性の問(wèn)題が大幅に改善されていると説明。DSIは従來(lái)のインテークに比べて30％前後軽量化できる上、維持コストも削減できると紹介した。

また、DSIは境界層を圧縮する膨らみによって強(qiáng)いレーダー反射源が排除されるメリットがあるとした。さらに、設(shè)計(jì)が難しいとされるステルス戦闘機(jī)のインレットダクトについてJ-20戦闘機(jī)はS字形狀を採(cǎi)用しており、コストがやや高くなる形狀であり、一定の吸気損失が生じるものの、ステルス性能を高めるダクト形狀を?qū)g現(xiàn)したとしている。（翻訳?編集/川尻）