獨(dú)ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは25日、米環(huán)境保護(hù)局（EPA）のアンドリュー?ウィーラー長官の來月の臺(tái)灣訪問について、「米メディアが費(fèi)用を明らかにした後、延期になった」と報(bào)じた。

記事によると、ウィーラー長官は來月臺(tái)灣を訪れる予定だったが、訪臺(tái)にかかる費(fèi)用の額が外部の疑念を呼んだ。EPAの報(bào)道官は24日、あるメールに「米國國內(nèi)の現(xiàn)在の緊急事態(tài)を鑑みて、長官の臺(tái)灣訪問の日程は延期された」と記した。

一方、臺(tái)灣外交部は25日の聲明で「年內(nèi)の訪問がかなわないことを殘念に思う」と表明。また、「外交部は米國の閣僚級(jí)高官が臺(tái)灣を訪れ、各種交流に攜わることを歓迎してきた。今後もこの原則を保つ」とし、バイデン政権とも國際的な環(huán)境保護(hù)協(xié)力を推し進(jìn)める考えを示した。

記事は「ニューヨーク?タイムズがウィーラー長官の訪臺(tái)にかかる費(fèi)用を公にした後、各界はEPAの決定を批判し始めた」とし、「新型コロナウイルスの感染防止と臺(tái)灣の検疫措置に協(xié)力するために長官が乗る専用機(jī)には25萬ドル（約2600萬円）以上かかる。12月5日の週に3日間訪れる予定で、10人の訪問団で約4萬5000ドル（約470萬円）だ」と紹介。この他、EPAの報(bào)道官が「不安なのは、1人の政府関係者が外交と個(gè)人の安全を脅かす外遊日程をニューヨーク?タイムズにもらしたことだ」と指摘したことを伝えた。

記事は、アレックス?アザール厚生長官とキース?クラック國務(wù)次官がそれぞれ8月と9月に臺(tái)灣を訪れたことが中國の反発を招いたことに言及し、「ウィーラー長官の訪臺(tái)は臺(tái)灣からの要請(qǐng)で、雙方は海洋保護(hù)や海洋ごみ、空気の質(zhì)や子どもの健康などについて協(xié)力する予定。オバマ政権時(shí)代の2014年、EPAのジーナ?マッカーシー長官が臺(tái)灣を訪れた時(shí)も中國政府の反発を招いた」とも説明した。（翻訳?編集/野谷）