2020年11月27日、観察者網(wǎng)は、中國(guó)主導(dǎo)によるキムチの國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)が制定されたと報(bào)じた。

記事は、國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)化機(jī)構(gòu)（ISO）で24日、中國(guó)が主導(dǎo)して進(jìn)めていた「泡菜」（paocai、パオツァイ）の國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)の最終案が批準(zhǔn)され、ISO24220「Paocai（塩漬け発酵野菜）の規(guī)格および試験方法」が誕生したと紹介。中國(guó)の一大キムチ生産地である四川省眉山市が2017年4月にISOに提案してから、足掛け3年半の歳月をかけて、キムチに関する國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)が実現(xiàn)したと伝えている。

その上で、今回の國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)制定は、中國(guó)のキムチ産業(yè)が國(guó)際的なキムチ市場(chǎng)のベンチマークとなり、その技術(shù)規(guī)格が世界的に認(rèn)められたことを意味するとした。

一方で、「特筆に値するのは、このキムチ業(yè)界の國(guó)際標(biāo)準(zhǔn)制定にあたり、キムチ宗主國(guó)を自稱(chēng)する韓國(guó)の専門(mén)家が一向に參加しなかったことだ」と指摘。韓國(guó)では2017年の時(shí)點(diǎn)ですでにキムチの輸入量が輸出量の10倍以上、輸入キムチの99％が中國(guó)産という狀況になっており、もはや「キムチ宗主國(guó)」の名は有名無(wú)実化しているのだと解説している。

また、「キムチ宗主國(guó)」再興を目指して韓國(guó)政府は18年に「キムチ産業(yè)振興総合計(jì)畫(huà)」を発表し、キムチ産業(yè)の発展を推進(jìn)してきたものの、今年に入って臺(tái)風(fēng)や長(zhǎng)雨の影響を受けて白菜をはじめとする野菜の価格が高騰、キムチの生産量は大きく減り、多くのレストランでこれまで行われてきたキムチの無(wú)料サービスが取りやめになるなど、韓國(guó)のキムチ産業(yè)は一層厳しい狀態(tài)に陥っていると伝えた。

そして、中國(guó)中央テレビ（CCTV）の報(bào)道として、キムチの供給を確保すべく韓國(guó)が中國(guó)からのキムチ輸入をさらに拡大させており、需要の高まりもあって輸入価格が前年同時(shí)期に比べて3割以上上昇していると紹介した。（翻訳?編集/川尻）