スポーツメーカー、ナイキのCMが物議を醸す中、臺(tái)灣メディアが相次いでこの問(wèn)題に注目。聯(lián)合新聞網(wǎng)は11月30日付で「日本は本當(dāng)に排他的なのか？」と題し、YouTubeチャンネルやネット掲示板に寄せられた聲を紹介している。

記事は、ナイキが日本で発表したCMが日本の人種差別問(wèn)題に觸れ、ネットユーザーからは不買(mǎi)の聲も上がっているとした上で、「しかしながら多くの臺(tái)灣のYouTuberやネットユーザーらは、日本に差別問(wèn)題があるのは非常に明白だと考えている」と説明。例として、有名な掲示板のPTTに書(shū)き込まれたいくつかのケースを紹介した。

それによると、あるユーザーは日本を旅行で訪(fǎng)れた際に常溫のミネラルウオーターがほしかったため、店の店員に簡(jiǎn)単な英語(yǔ)で尋ねたものの無(wú)視されたというエピソードをつづり、「日本人が丁寧に外國(guó)人に応対するのは、観光客が行くような場(chǎng)所、例えばディズニーランドといったところだけなのか」と落膽したことを告白した。

また、別のユーザーからは「日本で生活することと日本を旅行することは全く別。遊びに行った時(shí)の友好的な感じを本當(dāng)の日本文化と思ってはいけない」「こちらの日本語(yǔ)がどれだけ上手でも、外國(guó)人だと分かった瞬間、敬語(yǔ)を使わなくなる」「（店で）私の日本語(yǔ)の発音がうまくないのを聞いた店員が購(gòu)入を拒否した」といった聲が寄せられたと伝えている。

さらに、あるYouTubeチャンネルが在日外國(guó)人にインタビューした動(dòng)畫(huà)を紹介。この動(dòng)畫(huà)內(nèi)では、日本で受けた差別について黒人男性が「店に入ろうとしたら『日本人だけです』って斷られた」、中央アジア系とみられる男性が「（日本での差別は）外國(guó)人かどうかというよりも、どこの國(guó)の人かによる。個(gè)人的には歐州や北米の人は差別されることが少なく、アフリカ系やインド系の人は多いと思う」、韓國(guó)出身だという女性が「キムチ臭いと言われた」、白人男性が「地下鉄に乗っていたときに隣の席が空いているのに誰(shuí)も座らなかった。（気分が悪かった？と聞かれ）少しだけ。日本は高度に同質(zhì)化を求める國(guó)だということは分かっている」と、それぞれ話(huà)している。

また、日本人の外國(guó)人差別とメディアとの関係について、上述の黒人男性は「日本人は黒人がどんなであるかをよく知らないからだと思う。映畫(huà)で黒人はよくチンピラのように描かれるでしょう？ヒップホップとかもそう。日本人はメディアをすごく信用していると思う」と語(yǔ)った。白人男性は「日本のコメディアンが顔を黒く塗って黒人のマネをするのは有名な例。アメリカでこんなことをしたら大きなニュースになるよ」と語(yǔ)り、中央アジア系とみられる男性も「アメリカ人の友人が日本のテレビの取材を受けた時(shí)、日本語(yǔ)を言い間違えた?！氦浃曛堡丹护皮郅筏ぁ护葋护à郡堡伞氦长盲沥畏饯姘驻い椤护葦啶椁欷俊工趣违ē豫僵`ドを紹介し、「メディアが外國(guó)人をバカっぽく見(jiàn)せようとしているんだと思う」と語(yǔ)っている。

聯(lián)合新聞網(wǎng)の記事はこのほか、日本の「職場(chǎng)いじめ」を説明する別のYouTubeチャンネルも紹介しており、こちらでは「無(wú)視によるいじめ」「言葉や暴力によるいじめ」「定時(shí)までに終わらない仕事を振るいじめ」「（仕事を振らず）孤立させるいじめ」「他人の手柄を自分のものにするいじめ」「私生活に干渉するいじめ」の6つを挙げている。

日本の外國(guó)人差別やいじめについては、三立新聞網(wǎng)などほかの臺(tái)灣メディアもナイキの騒動(dòng)と絡(luò)めて紹介している。（翻訳?編集/北田）